こんにちは。
しばらくお休みさせていただいておりましたが、そろそろ復活させていただこうと思います。
とはいえ、あまりにも突然最愛の以蔵が逝ってしまったので、
そのショックはあまりにも大きすぎ、私はここのところなんだかもう何もやる気が起こらず、
毎晩の食事の用意もやる気が起こらず、ここずっとレトルトや出来合いのもので済ましておりました。
ですがさすがにいつまでもそれではおれまいと、先日からよっこいしょと動き始め、
昨日は親戚宅の庭の草抜きなどをして大汗をかいてみたりしました。
それでもやはり、作業の合間合間に思い出すのは以蔵のことばかり。
そういうわけで、
それならばいっそ今日からしばらく以蔵の思いでを語らせていただこうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以蔵が来たのは8年前(2012年)の春の日。
とある保護団体さんから、
「飼い主さんの再婚の都合で飼えなくなった子がいるのです。」
と、相談を受け、ちょうどそのころ黒プーのもこを喪っていた私たちは、
同じ毛色のその子を我が家に迎えることにしたのです。
ただし当初は一時預かりとして。
ですが、その姿を目にしてしまった私は、
「もこが帰ってきたみたいや…」
と一目で心奪われ、即我が家の一員として迎えることに。
(「預かり犬を断念…」参照)
ですが初めてうちに来た時その姿は、
コロコロのもことは大違いで、ガリガリでまるでマッチ棒の様な姿!
また後膝の関節が固まってしまっているのか、おトイレもしゃがむことができない状態。
だから当初は、「一体どんなひどい環境で飼われていたのだろう?」
と、そう思いましたが、聞くと元の飼い主さんは母娘の母子家庭で、
特に当時中学生であった娘さんは大層かわいがっており、
手放す際もたいそう泣いていたと知り、
それなりにきちんと愛情をもって飼われていたのだと知り一安心しました。
それが証拠に、以蔵は来た時から非常に人懐っこく素直で、
またほかのわんこたちに対しても本当にフレンドリーですぐに家族に馴染むことができました。
だから、いつか元の飼い主の娘ちゃんと会わせてあげることができれば、
と、そういう思いから以前の名前をそのまま使い、
こうしてネット上で掲載すれば、今の世代の子なら検索してたどり着くかもしれない。
そう考え、保護団体さんに問い合わせたところ、
「その子のもとの名前はイゾです。」と教えていただき。
いぞ?イゾ?と、名前の由来に悩んでしまい、
ならばいっそ「以蔵にしよう!」というわけで、我が家の以蔵君が誕生したのです。
(余談ですが、私の犬用ブログのカテゴリー欄の以蔵のところに、
「イゾー」とカタカナ書きしているはそういう理由からなのでした。)
また話は少々飛びますが、
実はのちに以蔵が私のお店の広告チラシに何度か登場するのですが、
商品と全く関係のない以蔵の写真をバーンと掲載していたのは、
「もしこの広告をもとの飼い主の娘さんが目にすれば…」
と、そういう期待が少しあったからなのです。
そうして我が家の末っ子になった以蔵は、前述のように先住犬のみんなともすぐ馴染み、
そして私たち家族にもすぐ馴染み、大いに甘え、大いに楽しく過ごしてくれました。
またその中でも特に、なぜか私に以上になついてくれ、
起きている時のストーカーぶりはもちろんのこと、
寝ている間にも執拗に付きまとうので、
こんな騒動(「以蔵のちんちん大騒動!」)もありました。
でも概ねご機嫌で絶好調!
ベビーカステラが好きすぎてカットも同じ形のベビカスカットになったり
「あ!カステラや♪」
「ぱくっ!♪」 「詳しくは、『ベビーカステラと以蔵』を♪」
イソップ物語ならぬイゾップ物語を実演したり、
「イゾッブ物語」参照
必殺技を身に付けたり、
「以蔵ロール」参照
こんな感じで楽しく自由に過ごすうちに、
針金の様だった体にも肉が付き、
また曲がらなかった後ろ足も自在に動くようになり、
秋頃になると、そこにはいつも元気に飛び跳ねる以蔵君の姿が!
「ひゃほ~!」
「わはははは!」
重量級のジョイと一緒に散歩に出ても遜色ないほどに。
「行こかイゾ坊♪」
「うん、ジョイ兄ィ!」
そうして気づくとこのように…
「きりり!見違えたでしょう?」
と、こんなにりりしくかっこよく!
だからすぐに、
「おともだちもたくさんできたよ!」
ですが…
「ん?今日も来たんか?」
「わはは!おっちゃんこんにちは♪」
あれ?
どこでどう間違ったか、体全体ふくっらしすぎに!
これじゃまるで「ふくらし粉」を入れ過ぎたベビ-カステラ…
(=^^=)ゞ
こんな感じで最初の一年は、本当に元気で楽しく、
そして賑やかで、笑いの絶えない一年間だったのです。
だからつい忘れてしまいそうになっていたのです。
前のお家で爪切りをした際出血し、
その血が数日間止まらなかったという話。
そう、この子は血が止まらない「血小板減少症」という持病を持っていたということを。
そして翌年はそのことで上を下へのお騒ぎになることは、
まだこの時は全く予想もしておりませんでした。
つづく
しばらくお休みさせていただいておりましたが、そろそろ復活させていただこうと思います。
とはいえ、あまりにも突然最愛の以蔵が逝ってしまったので、
そのショックはあまりにも大きすぎ、私はここのところなんだかもう何もやる気が起こらず、
毎晩の食事の用意もやる気が起こらず、ここずっとレトルトや出来合いのもので済ましておりました。
ですがさすがにいつまでもそれではおれまいと、先日からよっこいしょと動き始め、
昨日は親戚宅の庭の草抜きなどをして大汗をかいてみたりしました。
それでもやはり、作業の合間合間に思い出すのは以蔵のことばかり。
そういうわけで、
それならばいっそ今日からしばらく以蔵の思いでを語らせていただこうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以蔵が来たのは8年前(2012年)の春の日。
とある保護団体さんから、
「飼い主さんの再婚の都合で飼えなくなった子がいるのです。」
と、相談を受け、ちょうどそのころ黒プーのもこを喪っていた私たちは、
同じ毛色のその子を我が家に迎えることにしたのです。
ただし当初は一時預かりとして。
ですが、その姿を目にしてしまった私は、
「もこが帰ってきたみたいや…」
と一目で心奪われ、即我が家の一員として迎えることに。
(「預かり犬を断念…」参照)
ですが初めてうちに来た時その姿は、
コロコロのもことは大違いで、ガリガリでまるでマッチ棒の様な姿!
また後膝の関節が固まってしまっているのか、おトイレもしゃがむことができない状態。
だから当初は、「一体どんなひどい環境で飼われていたのだろう?」
と、そう思いましたが、聞くと元の飼い主さんは母娘の母子家庭で、
特に当時中学生であった娘さんは大層かわいがっており、
手放す際もたいそう泣いていたと知り、
それなりにきちんと愛情をもって飼われていたのだと知り一安心しました。
それが証拠に、以蔵は来た時から非常に人懐っこく素直で、
またほかのわんこたちに対しても本当にフレンドリーですぐに家族に馴染むことができました。
だから、いつか元の飼い主の娘ちゃんと会わせてあげることができれば、
と、そういう思いから以前の名前をそのまま使い、
こうしてネット上で掲載すれば、今の世代の子なら検索してたどり着くかもしれない。
そう考え、保護団体さんに問い合わせたところ、
「その子のもとの名前はイゾです。」と教えていただき。
いぞ?イゾ?と、名前の由来に悩んでしまい、
ならばいっそ「以蔵にしよう!」というわけで、我が家の以蔵君が誕生したのです。
(余談ですが、私の犬用ブログのカテゴリー欄の以蔵のところに、
「イゾー」とカタカナ書きしているはそういう理由からなのでした。)
また話は少々飛びますが、
実はのちに以蔵が私のお店の広告チラシに何度か登場するのですが、
商品と全く関係のない以蔵の写真をバーンと掲載していたのは、
「もしこの広告をもとの飼い主の娘さんが目にすれば…」
と、そういう期待が少しあったからなのです。
そうして我が家の末っ子になった以蔵は、前述のように先住犬のみんなともすぐ馴染み、
そして私たち家族にもすぐ馴染み、大いに甘え、大いに楽しく過ごしてくれました。
またその中でも特に、なぜか私に以上になついてくれ、
起きている時のストーカーぶりはもちろんのこと、
寝ている間にも執拗に付きまとうので、
こんな騒動(「以蔵のちんちん大騒動!」)もありました。
でも概ねご機嫌で絶好調!
ベビーカステラが好きすぎてカットも同じ形のベビカスカットになったり
「あ!カステラや♪」
「ぱくっ!♪」 「詳しくは、『ベビーカステラと以蔵』を♪」
イソップ物語ならぬイゾップ物語を実演したり、
「イゾッブ物語」参照
必殺技を身に付けたり、
「以蔵ロール」参照
こんな感じで楽しく自由に過ごすうちに、
針金の様だった体にも肉が付き、
また曲がらなかった後ろ足も自在に動くようになり、
秋頃になると、そこにはいつも元気に飛び跳ねる以蔵君の姿が!
「ひゃほ~!」
「わはははは!」
重量級のジョイと一緒に散歩に出ても遜色ないほどに。
「行こかイゾ坊♪」
「うん、ジョイ兄ィ!」
そうして気づくとこのように…
「きりり!見違えたでしょう?」
と、こんなにりりしくかっこよく!
だからすぐに、
「おともだちもたくさんできたよ!」
ですが…
「ん?今日も来たんか?」
「わはは!おっちゃんこんにちは♪」
あれ?
どこでどう間違ったか、体全体ふくっらしすぎに!
これじゃまるで「ふくらし粉」を入れ過ぎたベビ-カステラ…
(=^^=)ゞ
こんな感じで最初の一年は、本当に元気で楽しく、
そして賑やかで、笑いの絶えない一年間だったのです。
だからつい忘れてしまいそうになっていたのです。
前のお家で爪切りをした際出血し、
その血が数日間止まらなかったという話。
そう、この子は血が止まらない「血小板減少症」という持病を持っていたということを。
そして翌年はそのことで上を下へのお騒ぎになることは、
まだこの時は全く予想もしておりませんでした。
つづく