もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ういろうの後ろ足

2020-11-13 09:40:54 | ういろう
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「ぼくで~す!ういろうで~す!」

というわけで、この日我が家の一員となったその日から、
もうずっといるかのように、くつろぎ楽しく過ごしているういろう君。
お布団が大好きで、ひっくり返ったヘソ天スタイルでウハウハご機嫌になったり、
更に畳んだ布団の山を駆け上り、そのてっぺんでひっくり返ったりと自由自在!

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でも、あれ?

確かこの子って…

後ろ足が不自由じゃなかったけ?

そう、当初この子を引き取る際には、下半身不随の子を想像していたのですが、
実際は前述のようにかなり活動的!
その理由は、足の不具合の個所にありました。

この子の足の悪い個所はこの部分。

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アキレス腱が伸びきっているのです

獣医さん曰く、
「左右ともなので同時に炒めたというよりは、
先天的なものかも… 
幸い今は元気に動けてはいるけれど、
今後のことを考えると何かケアしてあげないといけませんね。」

とのこと。

というのも、通常犬は人間でいうとつま先立ちするような立ち姿になり、
見た目はこのようになります。

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モデル以蔵君

ですが、アキレス腱が動かないこの子はつま先立ちをすることができず、
べたっと青足の裏全体をつかねばなりません。

つまりこういう感じ。

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一見問題なさそうですが、つま先を上げれないということは、
歩いたり走ったり、飛び降りたりなどのすべての衝撃をかかとで受け止めねばならなりません。
かかとが丈夫にできている人間ですら、そのようないわゆるかかと歩きをすると、
すぐ骨に損傷を与えてしまいます。
ましてや、犬のかかとは普通接地するようにはできていないため、
かかとの骨の上はほぼ薄皮一枚だけ。
ですので、皮膚はたやすく裂けるし、なにより全ての衝撃がダイレクトに骨に!

だから家の中で無邪気にはしゃぎまわるこの子を見ていても、
ハラハラドキドキ!

そこでかかりつけの獣医さんに相談したところ、

かかとにクッション材を当て、樋のような形状のものをあてがってずれないようにできれば…

というわけで、あるアイディアがひらめいたのでこういうものを作ってみました。


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まずはホースを半分に開いて…

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発泡ゴムを張り付けたのちこのような形に

これをかかとにあてがうわけですが、そのままだと擦れて皮膚を傷める。
そこでガードのために靴下をと思い辺りを見渡すと…

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ちょうど良いのがあった!

じつはこれ、この時作ったギターハンガーをの残り物の椅子脚カバー。

その上に先ほどのパーツをセットしてテープで固定すれば…

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出来上がり♪


こうして無事出来上がったものの、」
実は、気にして歩けなくなるのではないかと少し不安でした。
ですが、最初こそ、
「お?おおお?」
という感じでしたがすぐに気にしなくなり、
今では前述のように自由自在に走り回っております。

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「おふとん登山もでけるねん!」


ですがやっつけで作ったため、つるつるの床では滑りやすかったりしますから、
今後改良を加え、グリップが効き、かつ丈夫なものにしたいと思います。
そうなれば、その靴を履いてたこの子と一緒に、
表でお散歩も楽しめそうだなと。

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「早く作ってな~。」

よっしゃ!まかしとけ!
コメント (2)
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