粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

爽快“The Surprise” 第2章 雪猿始動

2008年03月11日 | 07~08シーズン

3月8日 午後、早目の昼食を摂った雪猿の一行は、いよいよスノーシューを背負ってリフト
乗り場に集合。
  
朝日山第1リフトでゲレンデの最上部まで登り、リフト降り場から左手に少し行ったところで
スキー板からスノーシューに履き替え、一路坊主山を目指します。

雲がほとんど消え去り、快晴の青空が広がっていました。
 
坊主山へは山田峠付近まで、積雪のため冬季は閉鎖されている万座から志賀高原までの
道路を経て行きます。ゆっくり歩いて、1時間あまりかかります。


右手の急峻な斜面では、以前よく万座スキー学校のスタッフによる新雪滑走の撮影が行わ
れていました。


正面の山の上にはかつてはロープウェイがかかり、そこまでが万座スキー場だったそうです。


今回のメンバに一人だけ、スキー板にシールを履いている雪猿がいました。歩きだけでなく
少々の登りでも、スノーシューより楽な感じに見えました。
 
この雪猿は団体行動が苦手なようで、好き勝手なところを歩いたり滑ったりしています。
とは言っても、彼はナイーブで人柄はとても良い雪猿です。


総勢13人の雪猿たちは、見渡す限り真っ白な雪原を楽しみながらも黙々と歩いて行きます。
 



まるで白い砂漠を歩いているようです。
 


山田峠付近で、太陽を背にした滑りを撮影するため、今回のSurpriseで初の新雪にチャレンジ。
 
つかの間の新雪滑走を気持ち良く味わうことができました。


 
写真がボケていて分かりにくいのですが、斜面上部で雪猿が一瞬で消えてしまい、雪煙が
上がっています。滑り降りてきた雪猿は、全身雪まみれ。これこそ、Surpriseでしか味わえ
ない醍醐味です。(この方の名誉のために補足すると、普段は新雪の名手ですが、この日
はいつになく調子が出ていないようでした)


太陽を背に滑ると、雪煙が幻想的に舞い上がって見えます。
 


我われ一行が滑った跡のシュプールの横には、真っ白なバージンスノーに覆われた雪原が
まだ残っていました。
 


滑り終わった斜面を登り、そして、今日の目的地である坊主山に向かったのでした。

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