3月23日の夕方近く、女房と一緒に羽田から松山へ帰省。
夕食後、二人で道後温泉へ。
24日の午前中は法事、午後はあれこれと用事を済ませ、夜は道後温泉へ。
25日の午前中もあれこれと用事を済ませ、午後は少し時間が空いたので、
久しぶりに松山城へ。
松山が輩出した俳人正岡子規は、「春や昔 十五万石の城下かな」という
俳句で故郷を紹介。
そのお城の下にあるロープウェイ乗り場のビル壁面に、小説『坂の上の雲』と
『坊ちゃん』に登場する人物が勢揃い。
最近作られたと思われる『加藤嘉明』像。
加藤嘉明は、松山城を築城した武将です。
一般的に観光客は、ロープウェイやリフトでお城山を登ります。
松山市民は、健康のために徒歩で登ります。この日、私は早足で登山。
高校生の時、冬のトレーニングでこの坂道を何回もダッシュを繰り返して
は地べたに倒れ込んでいました。
坂道をほぼ登り切ったところに咲く『陽光』という桜。
こちらはおなじみのソメイヨシノ。
松山城山頂は、満開の桜の上に天守閣を眺めることができ、絶景です。
桜越しに下界の景色を楽しむことができるのも、松山城の良さです。
下山は東雲神社に立ち寄り階段を下りていると、下から高校生らしき三人
の女の子が重そうなリュックを背負って登ってきました。すれ違い様、彼女
達から「こんにちは。」と挨拶をされ、あわてて返事をしました。どうやら、
登山部のトレーニングのようでした。
松山城へ行ったあとは、直ぐさま松山空港へ。
松山空港に、「あれっ?」と思う飛行機が駐機していました。
飛んでないハズの『B787』。
よーく見ると、エンジンにカバーが掛けられていました。
機内に乗り窓から空を見ると、空には雲が広がっていました。
飛び立ち雲の上に出ると、雲が湖や川、山のような紋様を形作っていました。
エンジンに目をやると、ワシのマークが。
機体はボーイング社ですが、エンジンはプラット&ホイットニー社なんだと知った
のでした。
松山から東京まで、ほとんど雲の上。
東京に近づくと、歌の歌詞のように、頭を雲の上に出した富士山を見つけ
ました。
沈む夕陽と富士山。
朱色をバックに、雲の上に浮かぶ富士山
地上では見ることのできない景色を見ることができる飛行機は、大好きです。
高所恐怖症ですが、飛行機は平気。さらに、乱気流でジェットコースターの
ように揺れるときは、最も好きな場面です。
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