2月28日、マッターホルンが赤く染まる朝焼け『モルゲンロート』を期待して、6時40分頃から外で待機しました。
しびれるような寒さでした。
朝7時。
気温はマイナス19℃でした。
ツェルマット駅を出た登山電車が通過。こんなに早い時間からと、驚きました。
7時10分 ほんのりと赤く染まっているような気が。
ズームアップして撮影。
時間の経過とともに、朝焼けは白色に。
8時50分、今日こそはイタリア・チェルビニアへ行けるかと不安な面持ちで、ゴンドラ乗り場に集合しました。
ゴンドラの中から見る空は快晴。
マッターホルンがくっくりと見えました。
9時40分、途中駅の掲示板に、寒いため滑ることができる子どもは9歳以上との注意書きが。
この時点では、イタリア側のコースはオープンになっていました。
ここからロープウェイに乗り継いで、クライン・マッターホルンへ。
スイスのロープウェイは、絵になるデザインです。
こんな岩山のてっぺんに終着駅があることに、驚異を感じました。
富士山(3778m)より高いクライン・マッターホルン展望台(3883m)から見るマッターホルンの姿です。
ヨーロッパアルプス最高峰のモンブランが見えました。
ズームアップして撮影。
山頂から延びる大雪原です。
マイナス24℃の展望台は風速44km/hで、体感気温はマイナス36℃。極寒の世界でした。
極寒と強風のため、イタリア・チェルビニア側のコースは閉鎖されていました。
時間つぶしとショッピングを兼ねて展望台の売店へ。
ここでしか販売していないオリジナル商品があり、マグカップとカウベル、ピンバッチを購入しました。
いずれにも、マッターホルンの山姿が描かれています。
外に出ると、オープンしてない筈のイタリアを滑っているスキーヤーがいるので、とりあえず国境へ向かいました。
掲示板ではクローズのイタリア側でしたが、なぜかオープンになっていました。
マッターホルン、イタリアに来ると山名がイタリア語の『モンテチェルビーノ』になり、山の姿もかなり変わってきます。
イタリア側のコース、それは見事に整備されていました。
モンテチェルビーノを見上げながら、しばし休憩。
フェロートラベルの小瀬さんがいろいろと説明してくれましたが、ほとんど忘れてしまいました。
チェルビニアの街に到着。
小さく静かな街でした。
しばらく街を散策。
スイス・ツェルマットとは異なり、イタリア・チェルビニアは街中の道路が石畳でした。
街のロータリーで記念撮影。
チェルビニアから見るモンテチェルビーノです。
昼食はレストラン『ダ・マリオ』で。料理はもちろんイタ飯。
賑やかな店内でした。
イタリアワインがずらりと並べれらていました。
パスタの盛り合わせをいただきました。
デザートも美味しくいただきました。
楊枝があったので手にすると、なぜか袋に『サムライ』と書いてありました。
食後はもちろんスイスへ戻りました。
スイスへ戻る途中も、モンテチェルビーノを仰ぎ見て撮影。
皆さんと集合写真も撮影。
イタリアとスイスの国境を跨いで記念撮影。
国境です。
国境を越えてもパスポートがいらず、日本の県境みたいなものでした。
この日も最後のひと滑りは安全のため避けて、ゴンドラで帰りました。
滑走距離は26.8km、標高差は4200mでした。
ホテルに戻ると、すぐに着替えてツェルマットの街へ。
ツェルマットは環境保護のため、車は電気自動車ばかり。
電気自動車のタクシーです。
小型トラックも電気自動車。
バスも電気自動車。
タクシーの後ろにスキー板を載せます。
電気自動車が行き交う様を見ていると、ヨーロッパ・スイスは電気自動車に関するノウハウを数多く持っているだろう。
翻って電気自動車がまだ少ない日本は、電気自動車開発が出遅れているのではと心配になりました。
昨年スイスで買ったお土産用のチョコレートは、子どもに「こんなのコンビニでも売ってる。」と言われました。
我が家の最寄りの駅中のスーパーでも同じチョコレートを見かけたので、今年は日本で売られてないものを物色。
ここ『レダラッハ』のチョコレートは日本では売ってないだろうというので、店内へ。
おしゃれな店内でした。
メイン商品は量り売りでした。
量り売り商品のかけら?の詰め合わせがあり、手ごろな価格だったので購入しました。
帰国してネットで検索すると、銀座三越店があることが分かりました。
チョコレートを買った後、さらに街をぶらついていると、Uhさんが探し求めていたスタンドバーを発見。
迷わず立ち寄り、乾杯。
屋外ですが、電燈のような部分がストーブになっているので、結構暖かでした。
夕暮れのホテル街。
宿泊したホテルホリデーの玄関には、万座の元ハウスユキにあったのと同様の昔のスキー板とストックが飾られていました。
ホテル内のバーです。残念ながら、一度も利用しませんでした。
ホテルのメニュー、私たちのテーブルには日本語で書かれたもの。
パンプキンスープ。
この日のメインの牛肉。
そしてデザート。
ホテルの食事は私向けの適度なボリュームとあっさり味で、毎日美味しくいただきました。
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