粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

オーストリア・アールベルク with アキさん『サンクト・アントン』

2023年04月30日 | 22~23シーズン

サンアントンの正式名称は、『サンクト・アントン・アム・アールベルク』。
アールベルク峠にあるサンクト・アントンという意味らしく、オーストリアでは略して『サンクト・アントン』と言われています。
では、なぜ日本では『サンアントン』と言われているのかは不明です。


オーストリア連邦鉄道OBBの『サンクト・アントン・アム・アールベルク』駅。


現在の駅から北に1㎞あまりのところ(写真の山麓)に、かつての駅舎があったそうです。
写真のとおり、ゲレンデ下部は雪解けが進んでいて、スキーコースに雪が残るだけでした。


昔の駅舎が残っています。
ちょうどホテルポストの裏側にあたります。


鉄道が開通して完成した駅の名称が、『サンクト・アントン・アム・アールベルク』。
駅にちなんで村の正式地名も、『サンクト・アントン・アム・アールベルク』になったそうです。


ホテルポストの正面に、サンクト・アントンの村役場があります。


洒落た造形の村役場の正面には、いつも日の丸が掲げられていました。
野沢温泉村と姉妹都市になっているためでしょうか。それとも、我々が滞在していたからか?


役場前の通りは村とは思えない街並みで、ホテルやいろいろなお店が並んでいました。


反対側もご覧のとおり。


宿泊先のホテルポストは、サンクト・アントンで最も古く歴史のある立派なホテルです。


かつて、オーストリアには日本でいうところの宿場町に郵便局『ポスト』があって、そこからホテルの名前にしたそうです。


街の片隅に見つけた木像です。
木像の中央?の人物は『『ハインリッヒ・フィンデルキンド』というらしく、サンクト・クリストフに非営利の宿泊施設ホスピスを建てたとのことです。


日本に出立する前夜もサンクト・アントンのヘルムート・マル村長(向かって左から4人目)がホテルに来てくださり、お土産をくれました。


マグカップとピンバッジ、お酒?
このほかに、サンクト・アントンの各種総計を著した冊子(日本語版)をいただきました。
村長が言っていたように、サンクト・アントンは村内の水力発電により電力を100%自給自足していると、冊子にも書かれていました。
村長は誇らしく、サンクト・アントンは環境に優しい村造りをしていると言っていました。


サンクト・アントンの紋章、何を表現したものかはわかりません。

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