粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

蒼穹の逆セラロンダ

2019年03月10日 | 18~19シーズン

2月13日、いよいよ逆セラロンダにチャレンジです。

『セラロンダ』とは、ドロミテの真ん中に位置するセラ山群を一周することです。
リフトに乗って滑り、次のリフトに乗ってまた滑るを繰り返しながら1日がかりで一周します。
時計回りが一般的で、反時計回りを『逆セラロンダ』と言います。

セラ山群の上空は、雲一つない快晴。セラロンダ日和です。
 


滑りはじめ、最近の日本ではありえない長時間のリフト待ちに会いました。
ヨーロッパは2月にもバケーションがあるそうで、子どももたくさん滑っていました。
 


限りなく何度も、リフトに乗っては次のリフト乗り場に向かって滑ります。
 


ガイドの小瀬さんが、参加者全員の滑りを連写で撮ってくれました。
何枚も撮影してもらったのに、私は様になっているのはわずか数枚。
反省して、翌日からは丁寧に滑ることを心がけました。
 


ここは子ども向け?に、趣向を凝らしていました。
コース上の人形の手に当たると人形がくるくる回って、面白い音が出ます。
 


ランチに入った店内で、ビザの生地をかっこ良く作っていました。
 


様々なパスタやピザ、サラダを皆さんとシェア。スキーと同様に、素晴らしいイタリアンでした。
そして、参加者の皆さんも人柄が良い方ばかりで、スキーの楽しさと料理の美味しさが倍増でした。
 


雪原に何かを描いていました。よく見ると、ハート形の模様。
一体、何のために作っていたのでしょうか?
 

 

岩山の頂上近くに十字架が見え、ヨーロッパアルプスであることを改めて感じました。
 


午後も、リフトに乗っては滑って次のリフトへ。
滑っても滑ってもスキー場が限りなく広がり続け、ドロミテの広大さに感嘆しました。
 

 
ドロミテの上空には飛行機が音もなくひっきりなしに飛び交い、何本も飛行機雲が見えます。
滑り続けているのでカメラで捉えるチャンスがなかなかなく、やっと1機撮影に成功しました。
 

 
誰もいなくなったドロミテのど真ん中。日中の喧噪が嘘のような、全く音のない静かなドロミテ山中。
ドライバーのミキさんに連絡を取り、予定外のここまで車で迎えに来てもらうことに。
ドロミテの山々が夕日に照らされて、ちょっぴりオレンジ色に染まっていました。
海外スキーがベテランのHtさんが、「これはとても貴重だ。」と言うほどのラッキーな体験でした。
 


帰路の途中、あまりにも夕焼け空の景色がきれいなため車を止め下車し、美しさに見とれていました。
 


ホテルへの帰着が遅くなったため、入浴もそこそこに夕食の時間に。
 


この日もを美味しい食事を楽しみながら、スキー談義。
 


ドロミテ名物のセラロンダ。本当に限りなく広大でした。
蒼穹の下で滑り続け、ドロミテ山中で夕暮れを迎える貴重な体験ができ、忘れ得ぬ一日となりました。


ガイド小瀬さんのレポートもご覧ください。

 


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