2月13日、いよいよ逆セラロンダにチャレンジです。
『セラロンダ』とは、ドロミテの真ん中に位置するセラ山群を一周することです。
リフトに乗って滑り、次のリフトに乗ってまた滑るを繰り返しながら1日がかりで一周します。
時計回りが一般的で、反時計回りを『逆セラロンダ』と言います。
セラ山群の上空は、雲一つない快晴。セラロンダ日和です。
滑りはじめ、最近の日本ではありえない長時間のリフト待ちに会いました。
ヨーロッパは2月にもバケーションがあるそうで、子どももたくさん滑っていました。
限りなく何度も、リフトに乗っては次のリフト乗り場に向かって滑ります。
ガイドの小瀬さんが、参加者全員の滑りを連写で撮ってくれました。
何枚も撮影してもらったのに、私は様になっているのはわずか数枚。
反省して、翌日からは丁寧に滑ることを心がけました。
ここは子ども向け?に、趣向を凝らしていました。
コース上の人形の手に当たると人形がくるくる回って、面白い音が出ます。
ランチに入った店内で、ビザの生地をかっこ良く作っていました。
様々なパスタやピザ、サラダを皆さんとシェア。スキーと同様に、素晴らしいイタリアンでした。
そして、参加者の皆さんも人柄が良い方ばかりで、スキーの楽しさと料理の美味しさが倍増でした。
雪原に何かを描いていました。よく見ると、ハート形の模様。
一体、何のために作っていたのでしょうか?
岩山の頂上近くに十字架が見え、ヨーロッパアルプスであることを改めて感じました。
午後も、リフトに乗っては滑って次のリフトへ。
滑っても滑ってもスキー場が限りなく広がり続け、ドロミテの広大さに感嘆しました。
ドロミテの上空には飛行機が音もなくひっきりなしに飛び交い、何本も飛行機雲が見えます。
滑り続けているのでカメラで捉えるチャンスがなかなかなく、やっと1機撮影に成功しました。
誰もいなくなったドロミテのど真ん中。日中の喧噪が嘘のような、全く音のない静かなドロミテ山中。
ドライバーのミキさんに連絡を取り、予定外のここまで車で迎えに来てもらうことに。
ドロミテの山々が夕日に照らされて、ちょっぴりオレンジ色に染まっていました。
海外スキーがベテランのHtさんが、「これはとても貴重だ。」と言うほどのラッキーな体験でした。
帰路の途中、あまりにも夕焼け空の景色がきれいなため車を止め下車し、美しさに見とれていました。
ホテルへの帰着が遅くなったため、入浴もそこそこに夕食の時間に。
この日もを美味しい食事を楽しみながら、スキー談義。
ドロミテ名物のセラロンダ。本当に限りなく広大でした。
蒼穹の下で滑り続け、ドロミテ山中で夕暮れを迎える貴重な体験ができ、忘れ得ぬ一日となりました。
ガイド小瀬さんのレポートもご覧ください。
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