11月8日、万座スキー学校の黒岩達介元校長の告別式に参列。
告別式へ向かう道中、車を運転しながら「あの世でマネージャの根岸さんと
スキー談義をしているだろうな。」と思いふけっていました。
会場に、参列者としては一番乗りでした。
そこへすぐに、かつて万座でインストラクタをされていた高見先生と横元先生
が到着。
高見先生と一緒に、祭壇に安置され静かに眠られている校長へご挨拶。
生前は雪焼けされた校長しか知りませんでしたが、眠っている校長の白いお
顔に驚きました。
そのあと事務長(奥様)にご挨拶。
気丈な事務長は、この日もしっかりとされていました。
私が「今頃、校長は根岸さんとお話をされているでしょうね。」というと、事務長
が「そうね、お互いがどうしてここにいるの? なんて話をしているでしょうね。」
と言われました。
告別式の弔辞は、元SIA会長の杉山進先生、校長の高校時代からのご友人、
日本料理・四条流のご友人がされました。
その中で、校長がスキー界に多くの後進を育てたことを称えて、
「人の花を咲かせた。」と形容されました。
告別式最後の事務長のご挨拶を聞きながら、事務長から『校長と事務長の出
会い・なれ初め』をお聞きした時のことを思い出していました。
私が校長と出会ったのは、1978年2月に万座を初めて訪れたときでした。
それ以来、校長にはスキーが持つ様々の多面的な素晴らしさを教えていた
だきました。
その中でも、自然の野山を滑る素晴らしさと自然の厳しさを語っていただい
た時のことが、昨日のことのように思い浮かびます。
間もなく、新たなスキーシーズンがやってきます。
粉雪が舞う万座の野山を滑りながら、黒岩達介校長を偲びたいと思ってい
ます。
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