地球散歩

地球は広いようで狭い。言葉は違うようで似ている。人生は長いようで短い。一度しかない人生面白おかしく歩いてしまおう。

2012-01-06 18:00:00 | トルコ語

 koyun(コユン)

 トルコの羊を思い浮かべると色々浮かんできて、それこそ羊雲か、眠れない夜の羊の頭数程である。
 トルコ料理、キリム…と、トルコと羊は密接である。
 それ以上に、トルコの人達にとっては身近な存在であろう。
 そう思わせるのが、トルコ料理屋などでよくお目にかかるサラダである。
 その名も「羊飼いのサラダ(Çoban salatasıチョバンサラタ)」である。
 トマト、キュウリ、玉ねぎ、パセリ、大人にはしし唐をざっくり切って、塩とレモン、オリーブオイルで味を調えたシンプルなサラダである。
 毎日食べるであろうサラダの名前に羊飼い。
 サラダのどこかに羊が潜んでいるのではと思った事もあるが「マトン」や「ラム」ではなく「羊飼い」のサラダである。
 トルコの美味しい羊生活については、こちらに散歩に来てくれるyokocanさんのブログを散歩されたし。
 トルコ人が余すところなく羊を食している写真のリンクを貼っておく。
こちら
 羊の脳味噌の天ぷらは大好きだが、この写真を見ると自分で料理するのはためらわれる。[a]



羊が一匹、ニ匹… 
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6 コメント

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明けましておめでとうございます (yokocan21)
2012-01-07 07:34:32
羊、トルコの文化とは切っても切れない縁ですね。毛から革、肉、はたまた頭や足、内臓、そしてお尻の脂身まで、すべてを利用しますから。これだけ上手に利用してくれると、屠られた羊さんも、本望かもしれませんね。
拙ブログへのリンク、ありがとうございました!私も、自分で羊さんの頭や足、内臓を料理しようとは思わないです。とてもハードルが高すぎます。

碧さんとは縁の深いアラブの国々、今年は情勢が落ち着いてくれることを祈るばかりです。トルコのお隣の国々は、まだまだ危うい状態ですが、早く皆さんが安心して生活できるようになって欲しいです。今年も、中東地区からは目が離せません。

今年も、楽しい散歩話、楽しみにしています。テーマも面白いですし、それにまつわるエピソードの面白さ!いつも感心させられます。
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Unknown (タヌ子)
2012-01-07 08:03:20
羊飼いのサラダならフェタのような羊のチーズが入っててもよさそうだけど、商売道具には手を出さないという掟があるのかもしれませんね(笑)
以前イスタンブールに住んでいた友人が、何かのお祭りの際に、自宅横の空き地が俄か羊所になってびっくりしたと言ってました。
ギリシャもそうですが、トルコでもやっぱり羊が一番のご馳走なんでしょうね。
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yokocanさん ()
2012-01-07 16:35:44
七草になってしまいました!今年もどうぞよろしくお願いいます。

え?お尻の脂身…中国人みたい!(褒め言葉になるのか?ですが)
成仏?は語弊がありそうですが、そんな感じがしています。トルコと言えばやはりyokocanさんのブログです。インスピレーションをいただくこともしばしば。
ご期待に沿えるよう、のんびりではありますが、散歩を続けたいと思っています。
トルコは本当に別格ですね。すばらしいです。
EUに対する考えはちょっと変化したのでしょうか?欧州も中東も落ち着いてもらいたいものです。
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タヌ子さん ()
2012-01-07 16:39:47
なるほど!商売者に手を出さない!あるかも~ですね。
それにしても自宅の脇が羊所というのはびっくりしますね。
私はちゃんとご馳走をイメージしながら、羊さんが昇天していくのを見ることが出来ます。
羊はご馳走でしょうねぇ
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Unknown (miriyun)
2012-01-07 21:33:51
チョバンサラタ好きですね~!山のように作ってもこれが出ると野菜好きの娘たちがきれいに食べてしまいます。
 シンプルなのにおいしくてたくさん食べられますね。
 コユン・・というのですね。聞き覚えがあるような、そういえば白羊朝・黒羊朝の名前で出てきたのでした。じわじわ入ってくるいろいろな国の言葉・・・地球散歩ならではですね。
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miriyunさん ()
2012-01-10 20:56:35
不思議と沢山食べてしまいますね。なぜでしょうか?ドレッシング漬けにしてまた食べようなんてもくろんでいると、見事に外れます。
白羊朝・黒羊朝!すっかり忘れていました!一石を投じると、このように波紋になって還ってくる。地球散歩はそれを求めて始めたので、こうして手を携えて歩いていてくださる方がいる限り、一歩一歩、大地を踏みしめながら歩いていきたいと思います。
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