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Pasquetta(パスクエッタ:復活祭後の休日)
イタリア語で、復活祭はPasqua(パスクァ)と言います。
今年は4月4日ですね。
去年のpasquaは、pesaroというマルケ州にある美しい街で過ごしました。
地方によっては、まだウサギ肉を食べる習慣が残っていて
私もこの日は友人たちとウサギを食べに
山間のトラットリアへ行きました。
復活祭の挨拶は「buona Pasqua!(ブォナ・パスクァ)」と言い、
知らない人同士でもこの挨拶を交わします。
私が一番最初に挨拶をされたのは、ずいぶん昔、飛行機の機内で。
さて、復活祭の次の日の月曜日は、Pasquettaという休日です。
小さな復活祭とでもいう意味になるでしょうか?!
この休日は、家族連れ、友人同士でピクニックに行ったり、
持ち寄りで仲間とご飯を一緒に食べたり、おしゃべりしたり、
とにかく人があちこちで集まっています。
ミラノのような都会でも、花の市場が出たりして人出が多くなり、
どこからこれだけの人がやってくるのだろうかと思うくらいなんです。
空いてる商店もあるけれど、殆どが閉まっていて、
行列が出来るのは、その空いてる店と教会の入り口くらいかしら。
人は多いんだけれども、なんとものんびりした雰囲気なのが
pasquettaの良いところ。
ちょっと幸せな気分になります。 (ミ)
写真からだけでもその静けさを味わえるし、ミブーさんの文章も、いつもの弾む感じと違って、なんとなく「しっとり」系?!
イタリアの人たちって、生活にメリハリがあっていいですね。
もっとおしゃべりする日・・・のようです。
pasquaもpasquettaも、一人で過ごすのはちと淋しい。
なので、誰かが誰かを誘い合うみたいな空気が流れます。
で、よく思い出してみたらば決して大げさなことはしないですねぇ。
確かに、人は多いけど、静かですね(笑)
こういう復活祭後の休日って、他の国にはないんでしょうか?
意味合いは似ているかと思いますね~
友達と連れだって海に出かける人、復活祭に田舎に帰ってそのまま過ごす人、小さな旅に出る人・・・それぞれの休みを満喫します。
のんびりした休みの過ごし方です。
TVの番組で見たことがあります。
なるほど、そうか、そうだったのか。
今更ながら気づきました(笑)
ほぼ、同じですねぇ。
イタリアでも復活祭のあとにちょっと長い休暇を
取る人がいます。
その休暇にpasquettaのような名前が付いてるものなんですか?
もしかして・・とギリシャの友達に聞いてみた
ところ、特にないよ~ということです。
残念!
「小さな復活祭」という意味を持ったpasquettaの響き、かわいいです。
アメリカでも「復活祭」の時は
田舎に帰ったり、家族で食事をしたりするために
休暇をとるみたいですが
特別、名前は付いてないみたいだし・・・。
そうと知れば、面白いですね。