Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

ハンドル切り始めの目標は速度によって変わる

2008-07-20 22:22:37 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


ハンドルを回し始めるのに目標を使っている人もいると思います。
「右折する時は“ボンネットが直近マークを隠す寸前”でハンドルを回し始める」
といったような。

積極的にお勧めできる方法ではないのですが、
パイロットアカデミーでも、
教習の初期段階でコツをつかんでもらうために(&速成カリキュラムにおいて)
こういった目標を使って教えることがあります。
ただし、注意してほしいのは、
これはあくまでコツをつかむための暫定的な方法ですので、
教習が進んだ段階では、
車の動きをイメージしながらハンドルを回すようにしてください。

特に先に挙げた右折時の目標などは典型例で、
右折は、普通に走っている所から一気に減速して曲がる時もあれば、
対向車が通過するのを待って速度ゼロから発進して曲がる時もあります。
いずれの場合でも直近マークの、その名のとおり直ぐ近くを通るので、
同じ所でハンドルを切り始める理屈なのですが、
スピードが速い場合は目標を早めに取らないとハンドルが遅れてしまいがちです。
車の動き(今現在の動き)を体感し、これからどう動くのか(未来の動き)を予測して、
“ボンネットが直近マークを隠す寸前”という目標を、
状況に応じて自分なりに変更しなければなりません。

自動車の運転には臨機応変さが求められます。
“一つ覚え”ではいけないということです。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/20 22:00現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする