Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

ファスナー合流(ジッパー合流)の大前提

2011-11-22 22:56:10 | Weblog

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車線が減少する道路では、
「ファスナー式」と呼ばれる(「ジッパー式」・「チャック式」とも)
1台ずつ交互に合流していく方法が、ドライバー間のマナーとされています。

これに従い、合流が発生する箇所では、
仮にこちらが優先車線を走っていたとしても、
合流車“1台だけ”は入れてあげるようにしましょう。
逆もまた然り。
こちらが合流しようとするとき、
1台見送れば、普通は2台めが譲ってくれます。普通は。
意地悪なドライバーもいないわけではないですけど…

ところで、このファスナー合流には、
これがマナーとして成立するための大前提があります。

それは…
「どちらの車線も同じくらいの速度で走行している」
ということ。
どちらも渋滞しているときはその典型ですが、
“織り込み”の車線変更(※)等で、
どちらの車線も普通のスピードで走っているときも、
ファスナー式で合流するとスムーズです。

※“織り込み”とは…
2車線の道同士の合流・分岐において、
「右から合流する道の左車線」と「左から合流する道の右車線」とを並走させ、
その区間内で車線変更させた後、再び分岐させる構造の道路。
かつて首都高速の箱崎ジャンクションがこの方式だった。
箱崎は今は改良されたが、首都高ではまだ多くの合流地点でこの方式が採用されている。

逆に、異なる速度で走っている場合、
例えば、渋滞している支線から流れている本線に低速のまま合流したり、
高速道路の本線に合流するのに充分な加速が得られていなかったりするのは、
流れている本線の車にブレーキを掛けさせることになります。
言うまでもなく、それは、優先車妨害です。

渋滞なら渋滞同士、
流れているなら流れている同士、の時には、
ファスナー合流を意識してみてください。


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