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二種免許の試験は、
場内試験と路上試験の組み合わせで行われます。
そのうち場内試験では、
「方向変換(または縦列駐車)」と「鋭角コース」が課され、
その後に路上試験になります。
ところで、もう数年前の話になりますが、
二種免許のための教習で、こんなことがありました。
上に書いたように、二種免許の場内試験では、
いずれの課題も“バック(後退)”の動作を含むのですが、
バックするたびに運転席側のドアを開けて、
縁石を見ながらバックする教習生がいたのです。
中型トラックのドライバーとして
十年以上もプロとして運転してきた方だったので、
運転は上手だったのですが、この行為には驚きました。
「あ、ダメダメ。ドア閉めて!」と慌てて言いましたが、
言われた当の教習生は、
何がいけないのか分からないという表情をしていました。
おそらく日頃から、当たり前のように
ドアを開けてバックしていたのでしょうね。
確かに、ドアを開けて縁石を直接見れば、
車体の向きや後ろの限界までの距離感がつかみやすく、
バックしやすいというのも理解できます。
しかし、この「ドア開けバック」は危険です。
電柱やブロック塀とドアとの間にドライバーが挟まれたり、
下手をすると運転席から転落したりしますよ。
ですので、試験の時はもちろんですが、
日頃の運転でも、ドアは閉めたままでバックしてください。
教習では、後退する際には窓を全開にしているはずですので、
窓から首を出して縁石を確認するようにしましょう。
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2012/04/14 18:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第15位です。
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