Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「8t限定解除」よりも「大型免許取得」をお奨めします

2024-10-14 16:25:23 | Weblog

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免許制度はいくつかの変遷を経てきましたが、
平成19年6月から、従来の「普通免許」と「大型免許」の間に、
「中型免許」が新設されました。
それまでに(当時の)「普通免許」を所持していた人は、
これにより「中型免許」に読み替えられましたが、
「中型車(8t)に限る」という条件が付されています。

ついでに言うと、
「大型免許」を所持している人は自動的に中型車も運転できるのですが、
「8t限定付きの中型免許」も併記されています。
これも、やはり「旧制度の普通免許」に相当する位置づけだからなのでしょう。

ところで、この条件が目障りなのか、
「8t限定」を解除したいという人もいるようです。
でも、それは、あまりお奨めしません。

と言うのも、
「限定無し中型免許」は深視力検査等の適性基準が厳しいため、
将来的に視力が落ちたりしたら、「8t限定付き」に戻ることができなくなり、
「新制度の普通免許」(4tトラックに乗れない)になってしまうからです。

また、
限定解除の審査に使う車は7tトラック(昔の大型免許の使用車両)で、
しかも、場内コースでは「大型仮免許」と同じ課題を課せられます。
だったら、いっそ「8t限定」を残したまま、
「大型免許」を取ったほうがいいのではないでしょうか。


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1件の重大災害の背景に300件のヒヤリハットあり

2024-10-12 13:08:13 | Weblog

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「ハインリッヒの法則」とは、
1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に29件の軽傷事故と300件の「冷やり」・「ハッと」がある、
というもので、
自動車技術会も「ヒヤリハット特性」というのを提唱しています。
建設現場等では、これに「気掛かり」を加えて、
「HHK活動」というのを推奨している会社があるようです。

これは、まったくその通りだと思います。

たまたま運悪く事故に遭遇してしまうことや“貰い事故”というのもあるでしょうけど、
短期間中に複数回の事故を起こしたのであれば、
それは普段から「ヒヤリハット」を感じさせる運転をしていたと断じざるを得ません。
さらに言えば、いずれ重大事故を起こす可能性も高いと推測されます。

事故を、少なくとも重大事故を防ぐためには、
ちょっとした危険を感じた段階でその危険の芽を地道に摘むようにしていきましょう。


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油断禁物! AT車にはクリープがあります

2024-10-10 08:38:17 | Weblog

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今さら言う話でないかも知れませんが、
AT(オートマ)車には、特有の「クリープ現象」というのがあります。
クラッチの無いAT車はエンジンの動力が常にタイヤに伝わっているため、
ブレーキを放すだけで車が動いてしまうのです。
その理屈では、
ハイブリッド車(基本的に停止時にはエンジンが止まる)や、
電気自動車(そもそもエンジン自体が無い)には、
本当はクリープは発生しないはずですが、
ユーザーからの要望によりわざわざ搭載したというほどの便利な機能です。

このクリープ現象を理解していない人
(特に過去にMT(マニュアル)車を運転していた人)を
まま見かけます。

例えば、一時停止の標識のある交差点や踏切で、
完全に停止する前に再発進してしまったり、
左右の確認が終わらないうちに車が動き始めてしまったり、とか…

MT車は、平らな所では、
クラッチを切って速度を落としていけば自然と停まりますし、
ブレーキを放してもクラッチをつなげるまでは動き始めません。
でも、同じつもりでAT車を運転すると、
停まるべき場面でしっかり停まれないことがあるようです。

「AT車にはクリープ現象がある」ってことは
知っているはずでしょうから、
これを常に念頭に置いて、
油断なく、便利な機能として活用しましょう。


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ワイパーのインターバル

2024-10-08 13:59:12 | Weblog

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今日の東京は終日雨模様ですね。

さて、雨に関連して、今日はワイパーの話を。

一般的な乗用車のワイパーのスイッチは、
「切」→「インターバル」→「弱」→「強」
となっています。
このうち、「インターバル」は、
便利に使える機能ではあるのですが、
少なくとも試験の際には使わないのをお奨めします。

というのも、
雨が降っているのにワイパーの動いていない時間を作ったら
ウインドーに雨粒が付くのは必定。
それでドライバーの視界が遮られるのが危険だからです。
ワイパーは、
「必要なら作動させる」、「不要なら切る」の
どちらかにするのを基本と覚えましょう。

そもそも昔の車のワイパーに「インターバル」は付いていませんでした。
でも、おそらくワイパーが絶えず動くのを煩わしく思う人が多かったのでしょうね。
昭和の終わりごろには「付いてて当然」の機能になったという経緯があります。

まあ、実際、今日みたいな微妙な雨の時もありますから、
「絶対に使うべきでない」とまでは言いませんが、
インターバルはあまり多用しないようにしましょう。


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信号との距離感

2024-10-06 16:59:11 | Weblog

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赤信号では、当然、停止するわけですが、
そのためには、
信号との距離感を把握する必要があります。
それが分からないと、
自分が停止するべき位置を見定めることもできません。

ところが、
特に路上では、信号が空(そら)に浮かんでいるように見えて、
距離感がつかみにくくなります。
また、夜は、周囲の景色が暗いこともあって、
信号灯が近くに見えがちです。

そんなときには、
“信号灯”ではなくて“信号機の付いている柱”を見てください。
それがすなわち、
“交差点までの距離”をつかむということでもあります。

交差点までの距離が分かれば、
赤信号の時にどこで停止するべきかも、
もっと言うなら、
黄信号の時に停止するか通過するかという選択も、
判断しやすくなりますよ。


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ルームミラーに映っている車

2024-10-04 09:00:14 | Weblog

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複数の通行帯がある道路を走っていて、
一つ右の車線に移りたいときは、
その車線を通行している車を妨害しないようにしてください。

そのため、右の安全確認には特に注意を払う必要があることは
言うまでもないでしょう。

安全確認は、
所内教習でイヤと言うほど練習した(はずの)、
「ルームミラー」→「サイドミラー」→「ミラーの死角」
の3点確認です。

ところで、「追い越し」の場合に、
「追い越した相手がルームミラーに移ったら元の車線に戻る」
というのを練習(もしくは勉強)していると思います。
それは、
ルームミラーに映っている車は、
ある程度の距離が離れていることを意味します。
(ただし、その車が自車と同じ速度で走っている場合に限ります)

これと同じ理屈で、車線変更に際しても、
右隣の車がルームミラーに映っているなら、
通常は、自車が車線変更してもその車を妨害しません。

もし右隣の車が、ルームミラーに映らずサイドミラーにだけ映っていたら、
彼我の距離と速度により、また、相手ドライバーとの“駆け引き”も使いながら、
自分が行くか、相手に譲るかを判断してください。

そして、右隣の車が
ルームミラーにもサイドミラーにも映っていなかったら(ミラーの死角にいたなら)
自車のすぐ近く(あるいは本当に真横)にいるわけですから、
その場合は、車線変更を中止しなければなりません。
合図を消して、アクセルを少し緩めてください。
(言うのはたやすいですが、これが結構難しいのですよね)


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合格おめでとうございます!

2024-10-02 10:59:22 | Weblog

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24078Kさま

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

他校に通われていましたが、
府中の路上試験コースを練習されたいとのことで、
2回だけ路上教習を受けていただきました。

受験までブランクは空いてしまいましたが、
その間に方向変換・縦列駐車の練習や特定教習を受けることができ、
結果として1回で見事合格できて、よかったです。

今後のカーライフが安全で楽しいものでありますように。

おめでとうございました!


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免許取得時期を意図的に遅らせることのデメリット

2024-09-30 11:33:56 | Weblog

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初めての運転免許(グリーン免許)の有効期限は、
「3回目の誕生日の1ヵ月後まで」です。

つまり、
誕生日後1ヵ月以内に免許を取得した場合には、
最初の免許は約2年で更新を迎える一方、
誕生日から1ヵ月を経過した後で取得した場合は、
最初の更新は約3年先ということになります。

そう聞くと、
少し待てば有効期間が1年近く延びるので、
誕生日後1ヵ月を経過した後で免許を取ったほうが有利、
と考える人も多いでしょう。

まあ、それはそれで合理的と言えますが、
免許取得時期を意図的に遅らせることにはデメリットもあります。

まず、当然、運転できるようになるのが遅くなります。
気持ちの問題としては、
「苦労して手に入れた免許」という感激や思い入れも薄れるでしょう。
それから、公認教習所を卒業した人は、
試験場で学科試験を受験して合格したら免許証になるわけですが、
ブランクが空いてしまうと学科の知識を忘れてしまう可能性もあります。

それと、意外な盲点ですが、
免許の更新も1年近く先になるわけで、
「ゴールド免許」になるのも(他の免許を追記しない場合)
約1年遅くなるのですよ。

最初の免許を取得する時期については、
そういったことも踏まえて考えるべきでしょう。

もっとも、長い人生の中での最初の1年だけの話なので、
敢えて免許取得を遅らせるメリットは大きくないと(オッサンは)思いますけどね。


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歩行者に文句を言ってた原付乗り

2024-09-28 18:02:33 | Weblog

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もう10年以上前になりますが、
原付バイクに乗っていたオバサ…、失敬、中年女性(それでも小生より若い)が、
歩道を歩いている人に文句を言っているのを見ました。

「ちょっとあんた、人は右側を歩きなさいよ!」

たしかにその歩行者は道路左側の歩道を歩いていました。
で、件の中年女性は、その歩道を原付バイクで右側通行してきて、
歩行者と鉢合わせしそうになり、文句を言ったという次第。

ん?
「人は右側」を言うより前に「バイクは左側通行」なんじゃ?
そもそも、ここは歩道じゃ?

一瞬、「え?」と呆気にとられ、言葉を失いました。

と同時に、
「原動機付自転車免許」って、こんな人でも取れてしまうんだ、
という意味でも呆れてしまいました。

昨今、原付の種別を見直すにあたり、
「原付免許で大きなバイクにも乗れるようにするべき」とか
「原付の速度制限(時速30km)を撤廃するべき」などと主張する人もいますが、
こんなシーンに遭遇してしまうと、
ペーパーテストだけで取れる免許でこれらの制約を解くってのは
とてもとても難しいだろうと、つくづく思わされた一件でした。


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考えるより先にまず合図

2024-09-26 08:59:21 | Weblog

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自分の進路上に障害物があったら、
すぐに右ウインカーを出してください。

実際に進路変更するかどうかは、
ウインカーの後、安全確認して判断するわけですが、
進路変更することを決めてから合図を出したのでは、
そこから3秒経過した後でないと進路変更できないですよ。

ですので、進路変更の合図は、
「進路変更したい」と思った時に出します。

例えば、路線バスの後ろを追走していて、
そのバスが停留所で停まりそうだった時。
周囲(このケースでは特に対向車線)の安全確認は後回しにして、
まず右ウインカーを出しましょう。

もしかしたら、
安全確認してみたら対向車が来ていたというケースや
停まりそうだったバスが実際には停まらなかったというケースが
あるかも知れません。
でも、問題ありません。

状況が許せば進路変更するならウインカーを出したままし、
進路変更しないのなら黙ってウインカーを消すだけ。

何も、合図を出したからと言って、
すぐにその行為を実行しなければならない決まりはありません。
むしろ、実行しないかも知れないことをおそれて
合図が遅れたのでは、本末転倒でしょう。

「合図=意思表示」なのですから、
後続車をはじめ周囲に注意を促すためにも、
「思ったらすぐに合図」を心がけるべきです。


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