ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

蜻蛉池

2010年10月03日 | 生き物 自然


トンボシリーズも今日で終わり。
この池は魚がいないのでトンボにとって最良の環境となっている。しかし普通、こういう所ではまず間違いなくブラックバスなどを放流する輩がいて、何故ここにはいないのかと疑問に思ってたのだが、その理由が分かった。ここの水は元々酸性が強くて、魚にとっては住めない環境であったのだ。これで納得である。こんなことでもない限りトンボ天国が保たれないというのも情け無い話だが、兎に角結果的には酸性のお陰でこの水環境は維持されていた。

アキアカネ、ナツアカネ、ムツアカネ、ヒメアカネ、ネキトンボ、オオルリボシヤンマ、アオイトトンボが今回確認したトンボだが、季節によっていろんなトンボが楽しめそうだ。雰囲気も溜池にしてはかなり神秘性を感じさせるところで、実際、行った時も県外から写真を撮りに来ている観光客が数組いた。そういうスポットとしてもある程度知れ渡っているようである。

というわけで池の写真を。写ってるところが一番自然度の高い原生林の部分であるが、これが溜池であるとは、ここだけ見る限りではとても信じられない。
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