ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

シェーブルの保存

2010年10月04日 | 食べ物


一ヶ月前に貰ったシェーブル(ピコドン)、未だ熟成せず。それで今までこんなに時間かかったかと過去の記憶を辿ってみるが、大体三週間くらいで食べごろになっていた。ということは、本当の出来立てを持ってきてくれたということなのだろうか。兎に角ローヌのチーズ農場から直であることは間違いないのだから。

普通にラップして冷蔵庫で保存しているのだが、そこのところが気になり保存方法というのを調べてみると、シェーブルは数あるチーズの中で一番難しいと書いてあった。ラップ厳禁で、しかも密封状態というのがよくないとある。ということは、完全なる逆で、良くない状態で保存していたということであったのだ。基本的なところを間違っていたようである。しかし、臭いが冷蔵庫に充満するのでラップをしたくなるのは人情で、如何に完全なる密封状態にするかいろいろ考え、最終的にはスライド式の摘みのあるビニール袋を100円ショップで見つけ、これは良いものがあったと喜んでたくらいなのだ。確かに普通のジップロックのより使いやすく、しかも臭いのきついチーズでも安心という代物で、それはそれで優れたビニール袋であったのだ。

が、この保存方法が良くないと分かった今、臭いを犠牲にして冷蔵庫に保存するしか手立てはなくなった。それで上手くいく保証もないが、取り敢えずそうやるしかなさそうだ。熟成一つでなかなか難しい世界である。
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