ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

オオルリボシヤンマ

2010年10月02日 | 生き物 自然


トンボシリーズ第三弾。
アカネ類に混じって、時たま一際大きなトンボが飛んでいる。見た瞬間ヤンマ系であることが判る。そのトンボは、飛んだと思ったら直ぐに水辺に降りる。典型的な産卵行動である。水辺の水草に掴まって、水中の葉に直接産み付けるわけだ。ヤンマ系は大体こんな感じである。でその種類だが、これも予め予想していたのが当たりだった。

3週間ほど前にここで相当数のヤンマが産卵していたという情報は得ていたので、多分まだ見られるとは思っていた。数は、五六頭と、その時よりはだいぶ減っているとは思うが、まだまだ元気に活動していた。予想したのは「オオルリボシヤンマ」。果たして「オオルリボシヤンマ」であったのだが、よく似たものに「ルリボシヤンマ」というのがいて、これはこれで多く発生している小さな池を今年発見したばかりである。はっきり言って、未だにどちらかは直ぐに判別はできない。環境的に、ルリボシヤンマの方が暗いところを好むようなのだが。

この「オオルリボシヤンマ」、羽を震わせながら産卵するのだが、一箇所でじっくり構えるわけではなく、五秒くらいで直ぐに次のところに移動してしまう。そこを追って撮るわけなのだが、水辺なので接近の限界がある。拠ってズームを使って狙うしかない。となるとなかなかピントが決まらない。そんな中で、珍しくまあまあ綺麗に撮れたのが今日の写真。産卵写真で見られるレベルのは後にも先にもこの一枚だけだ。
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