ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

カフェ文化

2010年10月21日 | Weblog


テラスのあるカフェならテラス(開放感が魅力)に座りたい方だが、一般的日本人はあまり座りたがらないように見える。これが表参道あたりだと、別な意味での座りたがりがいるが、多くの日本人は道行く人の視線が気になるようである。パリのカフェのように、逆に通行人を観察して楽しむとか、普通に人との交流の場となるのはまだまだ難しいと思われる日本のカフェである。これはカフェ文化と喫茶店文化の違いということだろうか。

と、「クリヨードヴァン」のテラスに座って外を眺めていると思ったりする。店の雰囲気は東京で言えば「オー.バカナル」(行ったことはないが)だと思うが、果たして、こういう本場と殆んど同じ形式のカフェというものはこの先定着するだろうか。特にテラスだが、東京あたりだと、抵抗なく自然に座れる人間もそれなりに多くなったから、そんな人間が多いところであれば問題ないだろうが、田舎では、他人の視線の強さが違う。やはり難しいのではないかと、最近の「クリヨードヴァン」を見てると強く思う。それと、本格(本場)志向は受けないという傾向もまだ感じる。
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