今日は朝の便で壱岐に渡る。
ホテルから博多駅を越えて港の方に歩いて行く。
壱岐島へは10:30博多港発、壱岐郷ノ浦11:35着のジェットフォイルで行くのである。
出航までの時間で櫛田神社に参詣。
御朱印をもらい、カートをころころと引いて港まで行く。
港には巨大な客船が停泊中、周囲は外国人観光客であふれている。
ほぼ時刻通りに出航、船はヴィーナスというジェットフォイルである。
船に乗るのは久しぶりでそれだけでも気持ちが高ぶる。
さらに博多湾から玄界灘を航行するというのは、歴史的にも感慨が深い。
朝鮮半島から対馬壱岐、博多湾というルートは古くは日本人の祖先が渡ってきた海道であり、魏志倭人伝、元寇の舞台でもある。
右手に志賀島がみえている。この島は陸繋島という珍しい形態で海の中道でつながっている。
また後漢の洪武帝が与えた金印が発見された島でもある。
余談になるがこの金印、農民が偶然掘り出したという説は眉唾ものだと思っている。
皇帝から国王に送った印章がぽつんとほうりだされている訳がない。
1時間も経たずに壱岐島がみえてきた。
本来は壱岐北部の芦辺港に着く便であるが台風で港施設が破損し修復中とのことで南部の郷ノ浦港に着いた。
まずはレンタカーを借りるためお迎えを待つ。
すると私と同じお店を利用すると思わしき、男女がいた。
男性はバブルの時によくいた成金の風体であたりはばからず「ぶいぶい」騒いでいる。
女性の方も同じ頃の風俗店にいるような「けばい」人である。
みているだけで笑いがこみ上げてしまい、困った。
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