軌道エレベーター派

伝統ある「軌道エレベーター」の名の復権を目指すサイト(記事、画像の転載は出典を明記してください)

君は『はに丸ジャーナル』を観たか その2

2015-06-06 20:46:38 | その他の雑記
 ひと月も更新できず申し訳ありませんでした。先日引っ越しをしまして、てんやわんやでした。この1年で2回の引っ越し。猫たちも落ち着かないし、まるで借金取りから逃げてるみたいだなあ、と自嘲しております。

 さて、カーボンナノチューブの曝露実験のニュースを挟んでしまったので、前々回になりますが、NHKの『はに丸ジャーナル』を取り上げました。その中で「この番組を見ていて、ここ最近の我が軌道エレベーター派の問題点に気づいたのです」と述べていたのを、覚えてくださってる方おられますでしょうか。
 こんなことを書いたのは、どうも最近筆が思うように進まないというか、色んなしがらみにとらわれるというか、軌道エレベーター業界?のあっちこっちに気を使って遠慮することが増えてきた感じがしていたからです。その結果、作家でもないのにスランプにでもなったみたいに感じていたんですね。
 そういう中で『はに丸ジャーナル』を観たのですが、「ゆるキャラ」をテーマにした番組中で、ゲストによる次のようなやりとりがありました。

「本気でつくってたのに、これ流行ってるからゆるく作ろうってしてくると……」
「だからじゅん(注・みうらじゅん氏)から言わせれば、それわざとつくってるやろ、わざとゆるめにしてるやろ、それあかんでって」
「ゆるいのをつくろうとしている今はちょっと違うんじゃないかって」


 これを聞いてハッと思い至りました。
  私は軌道エレベーター派のフリをしようとしてはいなかったか?
 いつの間にか、型をつくってしまっていて、その型にはまっていなければいけないような錯覚にとらわれてはいなかったか? 軌道派であることより、そうあるように見せかけることに走っていたのではなかったか、と。ああ、なんて卑しい思考に陥っていたのだ私は。orz
 やっぱらしくないわ。個人ブログなんだから、もう少し好きにやっちゃっていいよなあ、などと思い直しているところです。色んな立場の人が軌道エレベーター関連の情報を発信するようになってきている昨今ですが、だからこそ、軌道派にしか書けないことを書かないとね。どうしても、3回に1回くらいはふざけたことを書かないと、まるで薬が切れたようになってしまう私ですし、羽目を外す時は大いに外しましょう。もともと、宇宙エレベーター協会の立場じゃできないことを自由にやるために立ち上げたんだから、そうでなければ自分も楽しくないし、まず自分も楽しめなければ軌道派ではない。
 というわけで、これでスランプを脱したわけじゃないですが、肩に力を入れずにやっていこうと思います。今後も軌道エレベーター派をよろしくお願いいたします。埴輪に教えられてしまったぜ。ありがとうはに丸!

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