背面照射光源 改良試作

2024-03-19 18:35:48 | DIY

  一昨日にUpしたブログ記事 背面照射光源の改良 実験開始 での実験結果だが、背景照射光源のLEDランプの位置を後退させるだけで、四隅の領域が暗い問題はだいぶ改善されるが、 現行のLEDでは50mmずらしても満足出来る状態にならない事や、 装置の背の高さが増加する事で生ずる振動に依る画質の低下を考えなくてはならない事を書いた。

 

 あれから2日経過した今日は背景照射光源の位置を装置の垂直(高さ)方向のサイズを大きくして距離を稼ぐのでは無く、 途中にミラーを置き、 光軸を90° 曲げる形にして装置全体の高さを変更すること無く、 距離を稼ぎ(前回の実験時よりも約2倍の115 mmの長さ)動作確認を行った。 またランプから背景画像までの距離を長くすると、 背景画像に当たる光量が低下するデメリットがあるので、 光源ランプを市販の小型ペンライト(LEDの周囲に凹面鏡の如き働きをする部材が組み込まれている)の先端部分を切断して組み込んだ。今日はその試作・実験の結果を記録しておきます。

 

1. カメラ視野内の明るさ:

 

背景画像無しの状態

 

 明るさの均一さに問題を残すものの、 四隅が全く暗くなってしまう状態からは改善されました。

 

2. ダミー試料の試し撮り結果

 従来とほぼ同程度の画質での撮影が可能と判断した。

 

背景画像は 薄いプラスチックにカラー印刷された商品包装の断片

 

 背景画像無しの場合と比較して、 背景画像を置くと、 四隅の明度低下の状態が感覚的には更に改善されている様に感じる。 理由が何故か? 現段階では理解出来ていない。 単純に目の錯覚に依るものかも知れません。

 

背景画像は油性マジック(黒/青/赤)による描画

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