撮影装置9号機で初めて雪の撮影@8Jan2024

2024-01-08 21:24:27 | 雪の結晶撮影

直径約1.1mm 雲粒が付着した六華の結晶

 

 出発当日の7日、 長野原町大津の交差点を通過したのはまだ明るい午後3時を少し過ぎた時刻だった。 そこから草津温泉に登る道路には雪が全く無い状態でした。 かろうじて「草津の道の駅」の手前、 自動車の走行によって草津音頭を奏でる「メロディーライン」の手前付近からやっと道の両側に雪が見え始めました。

 

 そして4時を回った頃から雪がハラリハラリと舞い始めて呉れたけれど、 粉雪ばかりで六華の結晶にはなかなか落ちて来ない時間が過ぎました。 そんな中で最初に見つけた単体の結晶は直径が1mmほどの小さな物でした(Top写真)、

 

 それ以降、 徐々に六華の結晶の見える数は増えましたけれど、 重なり合った状態の物が殆どで、 サイズが大きく、美しい結晶単体を採取する事が出来ませんでした。

 

 何せ、 夜になるに連れて降雪量が増えたのは良いけれど、風も出て道路脇の夜間照明に照らされた降雪の状態を見て頂ければ判ると思いますが、 試料ステージで受ける結晶は重なり合いが激しくて、写真撮影に向かない状態になってしまったのです。 まあでも、 今シーズンに間に合わせるべく完成させた9号機がまともに動作する事の確認が出来たので、「今回の撮影行の目的は達した」と納得して帰途に着きました。

 

8日朝8時頃の天狗山ゲレンデ 今シーズン新しくお目見えした「パルスゴンドラ天狗」

画面左にあったリフトは今シーズン 三両連結状態でのゴンドラとなってお目見え。

 

 雪不足で人工降雪に頼っていた草津スキー場では7日の夜から8日未明に掛けても降雪機の稼働を続けている音が聞こえていたし、 夜間に20cmほどの降雪を見せた恵みの雪をゲレンデに定着させるべく、 ゲレンデ整備の車両も朝まで動いていたみたいです。

 

 今回の気象協会の天気予報は良く当たったと感じました。 8日の朝方は降雪が続いて居たものの、 東の空には青空の広がりも見え、 降雪も弱くなりました。 写真は僕が利用した第5駐車場の風景、 僕の車だけが駐車場で夜を明かしました。 日が昇る頃から稼働を始めた草津町の除雪車、 最初の内は車両通行確保のために、道路を優先して除雪していましたが、 8時過ぎた頃には、 駐車場の中もすっかり除雪完了させて呉れました。  

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