台風2号が九州南方に在り、 梅雨前線が本州上に乗っている。 そんな気圧配置だった昨日(2 Jun 2023)、 所用が有って夕方4時頃に調布市まで車を走らせた。 その時に感じた降雨の状態、 それは「バケツをひっくり返した様な雨」と喩えたくなる物凄い降り方の雨だった。
フロントワイパーの設定はせわしなく動く「高速作動」にしておいたにも関わらず、 運転席から見えるフロントガラス上の水の流れを見ると・・・、 ワイパーの定位置である左側水平状態からワイパー先端が上昇して行くに連れて、 ガラス面の水は右側に寄せられ、 一瞬クリアな視界を得られるのだが、 ワイパーの先端が真上を向くと同時に屋根から流下する水流がワイパーの左側を流れ下り、 視界を悪くするのです。 そしてワイパーが右側から定位置の左側に戻る過程でも同じ事が生じました。
そうです、 通常の降雨の際のフロントガラス面の濡れ方はじょうろで軽く水を撒いた時の様に雨滴の粒々がフロントガラスに付着した状態に見えるものですが、 今回体感した大雨ではフロントガラスの全面が屋根から流れ下る水流で幅広い川面の如く水で覆われた状態となるのでした。
そんな表現を使いたくなる雨の降り方に遭遇したのは僕の人生の中で初めてかも知れません。 もっとも子供の頃に台風でも来れば家に引きこもり外で降雨の状態を体感するなんて事は無かったですし、 高校生や会社員となって自転車通学・通勤した長い人生では。 自転車故にワイパーが拭ききれない雨の状態を体感する事が無かったので、 車を運転する今になって、「人生で初めて体感する大雨!」と感じたのかも知れませんがね。
その「凄い雨!」を感じた時間帯の雨雲レーダー画像で動画を造りました。 それがTop画像です。