試料ステージ ラップフィルム 張り渡し固定箇所

2021-09-08 08:18:46 | 雪の結晶撮影

「ガラス板試料ステージ改造 2021版 完成」の記事を書いてから2日が過ぎた。 その間にあらわになった問題点と対策を記す。

 試料ステージ表面に張り渡した食品保護用の薄いラップフィルム。 それは試料ステージ基部のガラス板との間隔は0.5mmを保っていて欲しい。 しかし一晩経過した時に確認してみたら、ガラス基板とラップフィルムの一部が吸着して浅い凹みを生じていました(Top写真下向き矢印部分)。

 その吸着発生原因は正確には判っていません、 指で表面に触れる事はしていないし、風を積極的に吹き付ける様な事もしていない。 なのに凹みが生じてしまっているのです。

 フィルムシートの張り方が緩いのかも知れないと考え、 四角い穴6ヶ所を開けたPPシートの表面に貼り付けた両面接着テープの貼り付けヶ所を6ヶ所から8ヶ所に増やした物を作り、様子を見る事にしました。

 Top写真で黄色いダイヤマークの位置は両面接着テープ貼り付け位置です。 両面接着テープを6ヶ所使用の試料ステージには2ヶ所の凹みの発生が生じていますが、 1ヶ所はラップフィルを張った翌朝に、 さらにその翌日にもう一箇所の凹みが発生しました。 左側の両面接着テープを8ヶ所にした試料ステージの方は凹みの発生は見えません。

 両方の試料ステージはフィルム張り渡し後、 並べて保管しましたから、 保存環境はほぼ同じ条件だったといえます。
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