人生を彩る趣味

2016-02-23 11:45:55 | タナカ君的日常
 燻製つくりを教えてくれたYさん、 いわゆる「田舎暮らし」の場として北杜市を選ばれ、ご夫婦で生活されている。 都会のサラリーマン生活をしていると「田舎暮らし」の言葉に憧れる人も多く、 事実、彼の住む地域には三百数十戸の移住者で構成するグループがあるそうだ。 そんな移住者が取り組んでみたくなる作業の一つに燻製作りもあったりする。 だから、その様な人々の需要を満たすべく、 地域のホームセンターの店内には、燻煙材や燻製器などの品揃えがなされているのだった。 Yさんによれば「韮崎や甲府地域の店では、そんな品物は手に入らなくなる」そうです。

 そんな都会からの移住者の方々は多彩な趣味を持っている人々の集まりであるらしい。 Yさんは作物が育つ暖かな季節には家庭菜園もやるけれど、 そのシーズンオフには山菜採りやクルミの実を拾うなどもやっている。

 さらに最近は焼き物作りを始めたそうで、 室内には作った陶芸の品々が置かれていた。


 この酒器もかれの手になる物



このとぼけた顔をしたのは「フクロウ笛」で背後にある吹き口を咥えて息を吹き込むと・・・ なるほど、 「ホーウ、 ホー」と鳴きました。 「欲しければ持って帰って!」そう言ってくれたから、 僕はフクロウ笛の一つと、 写真の酒器一組を貰って帰りました。 


 一方の奥さんはと言えば、 長坂町や小淵沢周辺で時折見つかる土器の欠片や石器を拾い集めて楽しんだり、 焼き物で土偶の模写品を製作していらした。

 さらに手作りパンに入れるために必要なクルミを拾う事に話がおよび、 一緒に行った友達は”くるみ餅”を作ったりする際のクルミを割る作業方法の薀蓄話で盛り上がりを見せていたのでした。

 こんな風に元気に暮らし、 医療機関の世話に余りならず、静か(?)に暮らしている僕らまで、「一億総活躍」のスローガンで駆りださないで下さいね  安倍首相にそんな内容のメールをだしたら、 「タナカさん、 貴方は1億からはみ出した、2千数百万人の一部で、対象から外れていますから、ご安心下さい」 そんな返信メールが・・・ そんな事はねーか。

 話題がタイトルから外れて来たので、このへんでお終いにしましょうか。
  
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