健康寿命の峠に立っている?

2015-04-12 11:47:30 | タナカ君的日常
 人間の生活の質を示す数値の一つに「健康寿命」なる統計数値があって、 男性のそれは71歳程度であると言う。 僕の年齢は今まさにその指標値上を通過しつつある。

 会社勤めでの終盤ちかく、55歳を過ぎた頃からは、定期的に行われる健康診断での血液検査や胃のバリュウム検査項目は逃げ回っていた。 「検査を受けて”正常”と判定してもらえば安心して生活出来る」そんな考えの人が多いけれど、 僕は正常範囲を逸脱した数値が出たりすると気にする性格だったからなのか、 血液検査では”高脂血”と判定されるが常であったが、 特に病弱ということもなく社会人生活の大半の時期を振り返って 「痛い思いをして採血してもらう事は無い」そんな気持ちが強かったのだ。 ちなみに僕の腕の血管は細すぎて看護婦さんが採血に手古摺るのが常だった。

 バリュウムを飲んでの胃健診なんて、 バリュウムを飲む作業の不快感、 検査後の白っぽい便が排出されきるまでの2~3日の間の不愉快な気分。 そんな検査のために一年365日の内の1%弱の期間を不愉快な気分で過ごすなんて馬鹿げている、 検診のメリットよりも特定の検査項目を受ける害の方が大きいと判断して逃げまわっていたのだ。 

 そして 古希 + 1 の齢になって、 ここ1週間ほどの間の体調不良、 風邪か? 花粉症か? 原因がはっきりしないまま長引かせてしまった咳き込み症状。 「年老いて健康寿命の峠から転げ落ちつつあるのかな?」 そんな気弱な気分になっている。 
コメント