LEDライト

2014-03-28 22:15:02 | タナカ君的日常
 市販のLEDライトには1.5Vの乾電池1本だけで動作する物がある。 そんなLEDライトに使用されているLEDは白色LEDと呼ばれるものだが、 RGB3色の発光素子を組み合わせて白色光を出すタイプでは無く、 発光素子はBlue(青)の物を使用して、発光素子の周辺に黄色く発光する蛍光塗料を置いて人間の目には白色光として感じる光を発生させているのです。 そんな青色の光を出すLEDの順方向電圧は3V前後が普通。 どうして1.5Vの電池で動作するのか不思議に感じます。 さらに、 照度も結構な明るさだ。 それはLEDの光を集光する放物面鏡を使用しているからと言う理由もあるかもしれないけれど、 どの程度の電流でドライブしているのかも気になった。 そこで発光部にが供給されている電流を測定してみました。 

 手持ちのLEDライトは2種類でしたが、 どちらも120mA程度の電流が流れていました。 その測定には電池では無くて電気回路の実験に使う電源(電圧可変)を使用したのですが、 1.35V~1.55Vの範囲で変化させても予想に反して電流は大きく変化しません。 これらから予想される事は、 単純に電池から電流制限抵抗を通してLEDをドライブしているのでは無く、 ランプの中には小型な定電流駆動回路が構成されていて、それを介してLEDに電流が供給されている可能性が高いと言うことです。

 今は雪の撮影用の表面照射光源ランプとして、それを使う予定でいるのでランプ部分を分解する訳にはいかないけれど、 今の作業が終わったら、もう一本ライトを買ってきて分解して中の回路がどうなっているのか? 確認して見るつもりです。

 
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