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CAL POLY POMONA

2013-09-21 17:39:39 | 海外旅行
 ラスベガスからロスへ戻るこの日、 ロスアンゼルス訪問の第一目的のリョウコちゃんの通う大学を見物が最後のイベントのはずでした。 ところが、 ベガスの宿での朝食時のこと火災警報が響き渡り、 食事を中断して屋外に避難する騒ぎがおこりました。 それはジリジリと鳴るベルの音でもなく、 消防車のサイレンの音でもない、 ビービービーと連続したけたたましい音響で始まりました。 朝食会場には煙も、臭いも、何も異常はありません。 でも音の凄さに耐えかねて、 食事を中断して耳の穴に指を突っ込んで遮音しながら屋外に出ました。 プール脇の木陰には椅子付きのテーブルが在ったので、 そこに腰掛けて様子を見ていたら、 宿泊棟からも客がユックリと落ち着いた足取りでしたが、大勢出てきました。 煙も立ち上っているのは何処にも見えません。 僕たちの4人のメンバーは「大体食べ終わっているし、 私はもういい・・・」 そんな事を口にしていました。 でも僕は未だ食事の途中だったし 「火事だとしても、 食堂は問題なし!」 そう判断して、食堂のテーブルに残した食事途中のお皿を持ち出し、 外のテーブル席に腰掛けて皿に残った食事を口の中に放り込む様に食べおえました。  別にサイレンならした消防車が来た訳じゃないのに、 その内には警報音の音色は日本でも聞きなれている消防車の吹鳴するサイレンの様な音に変化しました。

 この朝食はチェックアウトした後で食堂に入って注文したので、 別途朝食料金の支払いが必要なのですが、 「私、 もうここで食事をする気が無いと、一応断って置きますから」 リョウコちゃんはそう言って僕達のテーブルを担当してくれていたウエイトレスさんと何やら話しをしてきて、「おじちゃん、いいですよ、このまま出ます!」 そんなことになりました、 つまり食事をいただいて、 その料金は無料って事になったのです。  なんだかラッキーな気分がしましたよ。


 そんなハプニングの後、 ベガスの大通りを流してからI-15に乗り一路ロスに向かった直後、 今度は何やら前方が渋滞しています。 僕達の車の3台ほど前では警察車両が屋根の警告灯を点滅させながら、 走行2車線ほどの幅をユックリと蛇行しながら走っているのです。 ご存知の様にアメリカの車線は4~5車線あって、 一番左側の車線はなんとか車が走行を続けています。 僕たちもそのレーンに寄って、走行を続けて前方にでると、 渋滞の最前部では別のパトカーから降りた警官がバーストしたタイヤを片付けているのを目にしました。 

 そんなハプニングの後はスムーズに事は進み、 I-10号線の途中、CAL POLY POMONA のキャンパスの中を、車で流して見物し、事故も起こさず国立公園めぐりの旅からロスに戻って来ました。
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ラスベガスでショー見物

2013-09-20 09:45:48 | 海外旅行
 ラスベガスでシルクド・ソレイユのショーを見た、演目はKA。  チケットは旅の仲間からの「どうせ見るなら良い席でみたいです・・・」そんな希望メールに応えて、 それなりの席を手配したのです。


 この日Pageの町を出発して、途中 Zion 国立公園を通過する道路を使って、 プチ観光、 そしてラスベガスに着いてからは、夕食を摂る時間も無く、開演時間を数分過ぎて着席する始末になりました。 



  難破する船、


 水底へと沈み行く人々、登る氷壁から欠け落ちる氷片、 弓で矢を放つ音、 場面転換毎に切り替わるステージの様変わりのスムーズな動きや、 そんな様々なシーンをサポートする迫力ある音響。 これまでショーなんて何度も見たことが有る訳じゃ無いけれど、 「一級品はそれなりのものがあるな~!!」と感じ、ショーの見物は 「本当に楽しかった!!」 その一言でした。
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グランドキャニオンで朝日、Pageでアンテロープ峡谷

2013-09-19 00:39:09 | 海外旅行
 朝日が昇る時間にグランドキャニオンの景色を見ようと、今朝も5時から行動開始しました。 そしてグランドキャニオンを形成したコロラド河上流の町、PAGEにある有名なアンテロープ峡谷を訪れた。

 まあグランドキャニオンの見物中はお尻を見せている野生の鹿をバックに、


何が可笑しいのか大口開けて笑って記念撮影などしていましたが・・・ この後に続くアンテロープ見物基地のPageの町に向かう途中では、結構大変なことになりました。

アメリカインディアン・ナバホ(Navajo)族の管理地域にあるアンテロープ峡谷への立ち入りツアーは、 地元の旅行社が催行しているツアーに乗る形で参加しました。

 それはページの街から4輪駆動トラックの荷台に乗って幅広い水の流れが全く無い砂地の河川敷を走行して行き、砂岩が立ち塞がって、 先に進めなくなる地点で下車、 そこから、水流で削られて出来た幅の狭い峡谷を凡そ200m弱の距離を徒歩で上流に向かって歩いて往復するツアーなのです。


本図はGoogleEarthで見た Upper Antelope の地形です。

 日本には「甌穴」そんな呼び名の竪穴が川床に出来て見所として案内の看板が出ている場所を見物したことありますが、 アンテロープの峡谷は、砂岩が水流の力で削られて、狭いところでは人間がすれ違うのに肩が触れるほどの狭さとなり、一方見上げる高さは40m近い極めて細い水路が形成されているのです。 そしてその砂岩に含まれる鉄分が酸化されて赤みを帯び、そこに狭い空間から入射し反射を繰り返しながら表面の色をアンテロープ特有の淡い赤系統の不思議な色合いを見せてくれるのです。


 実はこの予約を入れた参加ツアーの出発時間は15:30出発のものでした。 それに対してグランドキャニオンの見どころ「デザートビュー」の見物の時に集合時間を決めておかないでバラけて行動したために時間をロスし、 挙句に目的地PAGEに向かう道路が封鎖されて、迂回路が指定されている事を知らせる看板ををチラッと目にしたのに40kmほども突き進んでから道路封鎖の現実を目の当たりにしました。 そして結局89Tの分岐する地点まで戻り返さなければならない、 そんなアクシデントに遭ってしまったのです。  なんとか結局ツアー出発時間の5分前に到着してツアーに参加は出来ました。 しかしその間、予約を入れてくれたリョウコちゃんは「今日参加できなければ、人気があって予約を取るのが難しいツアーだから、 明日のツアーに振り替えてもらえば済む・・・ そんな簡単な話じゃ無いんですから」 と口走って車のスピードを上げる上げる。 時速100マイルを越す事もシバシバでした。

 そんなスリリングな旅の一日が今日も無事に済んだ事に感謝しなければなりません。


 
グランドキャニオン・マーサポイントでの朝の風景

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セドナで朝日、グランドキャニオンで夕日

2013-09-18 07:25:31 | 海外旅行
 「モニュメントバレー」の様な岩山が緑の木々に取り巻かれているセドナでは、朝日を見るために朝は5時起きして行動開始。 そして、グランドキャニオンまで北上して、


 ホピポイントの先でで夕日を見終わってからWiliamsのホテルに戻ったのが夜の10時過ぎた今。 明日はグランドキャニオンでの朝日を眺めるために、朝の5時に出発命令がでていて、 かなり疲れる旅行をしています。

 実際に疲れているので、文章短め、写真を2枚Upして終わりにします。
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ロスからセドナへ

2013-09-17 00:52:49 | 海外旅行
 ロスアンゼルスからアリゾナ州のセドナへ移動するロングドライブの一日でした。
前日に借り出してくれてあった車に僕も追加運転手登録手続きをするために、一旦LXA近くのレンタカー屋さんの窓口に立ち寄り、 07:30、いよいよ700km近いロングドライブが始まりました。 メインのドライバーはロス在住のリョウコちゃん、 僕やその他の旅仲間も、順番に運転を交代させてもらって楽しみました。

 セドナの街の予約入れてあった宿に到着したのは予定通り、日没(6時半)の1時間ほど前となりました。 宿ではチェックイン手続きだけ済ませて、荷物は車に載せたまま、すぐにエアポートメサと呼ばれる高台で、夕日の落ちる方向が見渡せる展望台へと向かいました。


 その View Point はよほど日没見物の場所としては有名地点らしく見物客が続々と車で登ってきて大賑わいになりました。

 更に以前に一度来た事のあるリョウコちゃんの案内で見物客の少ない、しかも展望の良い地点に行って、暮れ行くセドナの山並みを眺め感傷にひたる一時をすごしました。 その後、 アッパータウンのレストランに出かけて夕食を済ませてから、宿に戻って来たところです。
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ロスの空港(LXA)を3往復

2013-09-16 01:20:11 | 海外旅行
 アラスカからLXAに到着予定の妻を迎えに午前中にLXAに出向いたのだが、 デンバーを経由する飛行機の便が運航中止になったとかで出会えず。 午後の2時には成田からの便で到着する予定のリョウコちゃんのお母さんを迎えに2回目のLXA行き、 そして3回めは夜の8時を回った時間にシアトル経由の便に変更して到着予定の妻の出迎えに3回目のLXA往復。 ダウンタウンとハリウッドの中間辺りからLXAへは片道30分程度ですが、それを3往復して結構疲れの溜まった一日となりました。


 その3往復したLXAへの高速道路、一部では渋滞してノロノロ運転になったりしたときもあったので、 昨日の記事に書いた運転中の写真撮影禁止の掟を早くも破り、 ダウンタウンの高層ビルの谷間で写真をパチリとやってしまいました。

 これで全員揃ったので、いよいよ明朝からグランドサークルの国立公園巡りの旅に出かけます。(9/15記)

 
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ロスに戻った(9月13日)

2013-09-15 01:30:30 | 海外旅行
 9月13日は4日ぶりにサンディエゴからロスの街に戻って行く日になりました。 来る時は、首からぶら下げたカメラを時折左手にして運転中に窓外の風景を撮影する危険な事をやってましたが、 これから訪ねて行くリョウコちゃんからは「自動車事故に遭っちゃった」と電話が入ったばかりです。 「そんな態度で運転してちゃ駄目でしょう」と聞こえない声が聞こえるので、走行中の写真撮影は自粛です。

 さて、ロスのダウンタウンまで地下鉄で5駅ほどの場所にある彼女の家には午後の3時前に到着しないとなりません。 遅れると彼女はバイトに出かけてしまいますからね。 「留守だったら勝手に入ってて下さい」と日本に居る間に郵送された家の鍵は持っているけど、 流石に留守中に家に入るのは気持ちが落ち着きません。 3時前に到着するように、途中ではモルモン教寺院の敷地に立ち寄ったり、 長く続くビーチの砂浜に降りるなどの寄り道しながらでしたが、なにしろ今日は明るい時間の運転だったし、 昨日の内にGPS界では昔からGARMINと双璧をなしているMAGERANの簡易車載タイプのカーナビも手に入れておいたので(税込み87$ほど)、 まったく道に迷う事無く午後の2時半を過ぎた頃に無事に到着しました。

*** ここから写真 *** 

 ところで3日間滞在したサンディエゴの街、 日中は素晴らしい青空になる町でした。 しかし、海洋性の気象のなせる業か、 滞在した3日間とも、毎朝8時頃までは明るいけれど太陽の形が見えない曇り空、 それが9時を過ぎる辺りから、 急速に青空に移り変って、夜までは気持ちの良い青空になる。 そんな繰り返しをしてました。


 これはそのサンディエゴ市内の宿から撮影した、青空が一部に見え始めた状態と、完璧に青空になった様子を並べた写真です。


 行きに I-5 を走行中に見かけて気になっていたこの白亜の建物、帰りの道すがら、立ち寄っところモルモン教の寺院でした。 本当は寺院の中を見せてもらいたかったんだけど、 建物の正面入り口見たいな所で、丁重に断られてしまい、中には入れませんでした。 結婚式があるそうで、大勢の白い正装の人が居て、 ジーパンに半袖シャツの僕の姿は場違いそのもの、 直ぐに見物は諦めました。


 これは海辺の町”Osean side”の浜辺の様子です、 そこに立ち寄った時刻はもう12時近かったのですが、 ここでは薄い海霧が出ていて、遠くは少し霞んだ風景になってました。 海の水は手をいれて見た感じでは「すこし海水浴には冷たそう」とおもいました。 それだからか? ウエットスーツを着たサーファーは海に入っていましたが、 家族連れは裸になっていたものの浜辺で過ごしているだけの様でした。

 

 そしてさらに、夕食時には地下鉄に乗ってUNIONステーションまで行きました。



 その駅構内のコンビニの店内を見物したら、御覧の様にオニギリなんかが置いてありました。 そんなのを見て「夕飯はオニギリ程度でも良いかな・・・」そんな気持ちがしないでも無かったけれど、「折角チャイナタウンも近い事なんだから」 と、そこまで歩いて行って、


点心を一皿頼み、それを摘み替わりにして、ビールを飲んで帰ってきました。

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空母・Midway博物館の見物

2013-09-14 00:54:14 | 海外旅行
 9月12日、午前中は博物館として公開されているアメリカ海軍を退役した空母 「Midway」を見物し、 午後は州立公園「Old town State Histric Park」の見物をして、3日目の夜は「Super8」から「Old town Inn」へと宿を替えまして、サンディエゴでの3泊目の夜を迎えました。

 その日の夕方のこと、宿の部屋でくつろいでいると、ロスでの訪問先にしている知人の娘さんから電話が入りました。 「今どこですか?」で始まった電話の会話が 「おじちゃん、私さ~ 交通事故に遭っちゃってね・・・」 とシリアスな話に変わっていきました。 なにやら”9.11”の日のこと、ロス市内は常に無く警察車両が多い日で、 あろうことかそんな警察車両が追突して来て、 そのあおりで前に居た車との間に挟まれ押しつぶされ 「車は修理不能、買いなおしたほうが安い」と言われるほどに前後が損傷する事故に遭ってしまったという。 幸い本人の命に別状はなく、通院で済んでいるとの事なのでホットしましたよ。


  そんな「9.11で厳重警備」があった事などコレッポッチも感じないまま、 9月12日はサンディエゴ市内見物に明け暮れていました。 空母 Midway はベトナム戦争に加わり、横須賀を母港にしてた事もありますから、名前に聞き覚えがある人もいるでしょう。 ニューヨークのハドソン河の河畔にも第2次世界大戦を戦った空母が展示されていて、それも見た事ありますので、空母の見物は2艦目です。 だからつい比較してしまいます、 NYのそれは「ジャップ」の蔑称言葉が使われている映画上映がありましたが、 ここサンディエゴのMidway 艦内ではそんな映画の上映はありませんでした。 そしてNYではユダヤ教の黒い服装した見物客が結構多いと感じたものでが、


 この日のMidwayの飛行甲板では海軍さんの何か表彰式が有ったようで、 晴れやかな服装した、家族を伴った白い制服姿の軍人さんたちが集まる一画がありました。

 艦内のあちこちでは年齢のいった退役軍人さんがボランティアとして案内係りをやってくれていました。 艦橋のツアーを担当してくれた方はパイロットだったそうで、 戦闘になると「昼間は45秒間隔くらいで発進、夜間でも1分間隔で発進させる、 だから管制担当は大忙しだった」 とか、 空母の喫水は深くって、 停泊させる場所への誘導も湾内の水深など専門知識がある人が務める、 そんな技術的な話を多くしてくれていました。 また展示飛行機の傍らに居た方は年配の見物客との間で「私は生きて帰ってきましたが、仲間には・・・」みたいな話をしていたり。


 ここは見物対象の一つ格納甲板と、そこに置かれた航空機の様子です
 

 それと飛行甲板上に並べられたジェット機やヘリコプタ、広大な飛行甲板も見ものですが、 狭い階段を登って行くブリッジ内部もそれなりの見物でした。


 これは飛行甲板上に展示されていた兵員輸送用ヘリコプタ内部に張られたケーブル群です。 こんなの見ると、担当したことのある大型電子顕微鏡の周辺のケーブル群を懐かしく想いうかべてしまいます。 コネクタも当然MIL規格の形と色の物でした。


 空母博物館の場所はサンディエゴの繁華街・ブロードウエイの通りが丁度、海にぶつかった辺りの岸壁です。ちなみにシニア(62歳以上)入場料金は16$、 空母に隣接した駐車場の料金は10$でした。

 昼食は近くのシーフードレストランで摂り、 その後は購入してから20年以上経過してしまったトラベラーズチェックの換金を大手の銀行窓口に立ち寄っておこないました。 この換金の様子は後日あらためて書いてみるつもりですが、凄く手間どり困りました。 


 ついで訪れた州立公園「Old Town」は高速道路 I-5とI-8のジャンクション近くにあって、 中にはお土産屋と古い時代の家並み、 芝生の広場、 メキシコ料理のレストラン、 小さなコーヒー店などが集積された、 テーマパーク的な雰囲気のところでした。

 メキシコ料理のレストランでは楽器を持った3人グループが無料で客の居るテーブルの脇で演奏しては次のテーブルに行って生演奏をしてくれていました。 更にメキシコ関係のお土産屋が軒を連ねる一画ではそれっぽい音楽を奏でながら、CD売っていたりで、それなりに楽しめる所でした。

 入場者の顔ぶれは、小さな子供をベビーカーに乗せたファミリー、 おのぼりさん的な高齢者のグループ、 若い中学生くらいの年代のグループと多種多様、 幅広い層の人が楽しんでいましたよ。  
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ティファナで昼食を

2013-09-13 00:40:35 | 海外旅行
 「ティファニーで朝食を」ならぬ「ティファナで昼食を」 これが今日のテーマです。 そのためにはメキシコに入らなくてはなりません。 まあこの国境のメキシコへの入国のあっけなさは検索してみるブログの記事ではありきたり。 でも少しだけ追加しておきます。

 僕の場合、I-5をアメリカ側最後の1A出口で降りてから、電車の終着駅の在る側に回り込み、 有料(6$/6時間)の駐車場に車は入れてから、歩いて国境を越えました。


 その国境越えでは、遊園地の入場ゲートと例えられるこんな場所を過ぎます。


 そして、すぐに入る建物の狭い通路をただ通過しないで、横の通路に入り、一人暇そうにしていたお姉さんの座ったオフィスに立ち寄って話しかけ、正規に手続きして、パスポートに入国の日付印を押してもらい、書類の半券を貰いました。

 アメリカへの再入国にあたっては、当然パスポートをチェックする箇所が在って、そこで提示する訳ですが、 僕の様にメキシコへの入国印や書類の半券を持たなくても大丈夫らしいのですが、 本当はどうすべきなのか正確には判りません。 兎に角、正規に手続きしても、大して手間を取らずに出入国出来ました。

 
 ティファナのダウンタウン中心部へはタクシーの呼び込みオジサンがたむろする場所を通り過ぎ、徒歩で行きました。 一番多い商売はお土産屋やレストランなどですが、安さを売り物にした歯医者、 精力回復を期待する人向けの薬品を扱う店も多いですね。

 徒歩で中心部に向かうには高速道路上の横断歩道橋や、流量の少ない川を渡る時に橋を通るのですが、 その橋の上から様々な状況が見えてきます。


 国境を延々と区切る柵のある風景、




 アメリカに入国するために行列する車列の間を歩いて車をクリーニングしたり、物を売ったりする人々、


 多分何か非合法な取引だと想うけど、堤防の脇の道を走る車が停止すると、堤防上にいた若者が車に走り寄り、 運転手と何か受け渡してさっと戻って行ったりする、そんな風景も見えました。


 街中の商店街の歩道の店先には大概店番のおじさんが座っていて声を掛けて来ます。 今回の旅に帽子は必需品だろうと想っていたので、帽子屋さんの店先で”サンディエゴ”のロゴ「SD」の入った野球帽を買って、早速かぶりました。 100ペソですからおよそ800円見当ですかね。

 
 お目当ての昼食は、完璧に地元のオジサン風に見える4人組が食事中だったお店に入って食べました。

 そして僕の旅ではお決まりのスーパーマーケットでは買い物しましたが、そこのレジ嬢の制服はメキシコ風のドレスでしたし、

果物の値段も安いですねおよそ160円/1kg程度でした。


 ティファナのダウンタウンの象徴のモニュメントを撮影したり


街中をぶらついて、 午後早くにはサンディエゴの宿に戻ってきて、 スーパーで買った葡萄を食べ、 冷えたビールも飲んで落ち着いてから、


 宿のすぐ隣にあるスタバのコーヒーを店先のテーブル席で乾燥して気持ちの良い風に吹かれながら、椰子の葉が風にそよぐ様を眺めて時を過ごしました。

 良い一日でした!!
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San Diegoにやって来た

2013-09-12 00:33:35 | 海外旅行
 知人の娘さんの留学先の学園見物が主目的のロスアンゼルスへの旅ですが、 一足先に旅立って、合流する14日までは気ままな一人旅を洒落込もうと日本を9月10日に出発して、今はメキシコ国境に近いSan Diegoに滞在しています。 

 ロスの空港に駐機したのが定刻どおりの13:30頃、 そこから出国、そしてレンタカー借り出ししましたが、 入国審査、税関、レンタカー窓口、どこも行列で、 レンタカーを発進させたのは16:30を少し回ってしまった。 なんだかここまでで草臥れたけれど、そうは行っていられません。 なにしろ3時間くらい車を走らせれば到着する距離だろうと予想して、 San Diegoのモーテルを予約して置いたので、そこまで走らなくちゃなりませんから。

 ロス空港近くからI-405号線に乗って一路San Diegoを目指しました。 しかしI-5に合流するIrvine付近までは道路が渋滞していて時速が10マイル程度まで落ちたりして平均でどの程度だったか? 目的地まで残り100kmほど、サンクレメンテの少し先、海岸側にある原子力発電所の施設をみやり、近くの太平洋が見渡せるViewポイントの駐車場に車を停めた時は夕日が落ちる寸前の6時少しになってしまいました。
 

 ここまではカモメと一緒に太平洋を紅く染めながら雲間に沈む夕日を眺めて余裕でいました。 しかし、そこから時速65マイル以上の速度で走ってもSan Diegoまで1時間、 当然陽は沈んで暗くなりました。 忘れていましたが登山に使っているGarminの携帯GPSは夜間モードに自動的に切り替わり画面が暗くなるのです。走行中の車内で運転しながらそれを見るのは困難になるのです。

 I-5を降りる地点には目印のWayPointをセットして置いたのですが、運転しながらでは確認できません。 手前で降て一般道を走れば済むだろうと、見当をつけて脇道へ降りたのです。 しかし、 どこにどう繋がっているのか予備知識の無い道路を無闇に走ってみてもどうにもなりませんでした。 兎に角手前で降りてしまったのはハッキリしています。 そこでI-5に戻るべく行動したのですが、 それも難しい。 何しろ周囲の風景が見えない。 もちろん向こうの方にライトがきらめいて走っている車が見えるのがI-5だとは判るけど、 それに乗る道路を上手く見つけられません。

 しかたなくガソリンスタンドに車を入れて、セルフで給油中の若いおじさんに聞きました。 幸いな事に、僕が用意しておいた”OldTownを中心とした地図の区域に、そのスタンドも入っていました。 その地図を見ながら、 「今居るガソリンスタンドはここで、 5号線に乗り直すよりも、 スタンドに隣接するあの道を向こうに走って、8号線の下を抜けて行く道を駅に向かう・・・」そんな風に指差しながら教えてくれました。 まあそれで目的地に近い鉄道の線路を越えました。  しかしまだ宿に到着出来てません。 更に宿に1kmの範囲に入ってからも、2人の人に助けられながらやっと20:40過ぎて、予約しておいたSupre8に辿り着きました。


その時ウロウロした軌跡を記念に残しておきます。


 登山用のGPSが夜間モードに入ると車を運転しながら、画面を確認するのが難しい事を忘れていましたよ。 でも道を教えてくれたホテルのフロントのお姉さん、 地図を片手に明かりのついたファーストフードの店に入ろうとしていたら寄って来て「どうしたんだ?」と聞いてくれた色の黒いおじさん、 みんな親切に教えてくれて「ありがとう御座いました」

 なんだか大統領が「シリアに攻撃する」と騒いでいる緊張感なんてまったく無い、アメリカでの一日がこうやって終りました。
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