※今回の記事に温泉は登場しませんが、台湾中部・南投県周辺の観光地や温泉巡りにとても便利なお宿をご紹介します。
(話としては前回記事の続きになります)
不老温泉「草地人温泉民宿」から炎天下の中をテクテク歩いて頂新発バス停へ戻り、路線バスで六亀へ。更に高雄行へ乗り継いで高鉄左営駅で下車しました。
この日は台湾中部・南投県で日本人の方が経営するゲストハウスに宿泊する予定でしたので、まず高鉄(いわゆる台湾版新幹線)で台中を目指します。
私はここ最近台湾へ来るたびにこの駅を利用しているかもしれないなぁ。勝手知ったる高鉄左営駅。この日も構内のあちこちから日本語による話し声が聞こえてきます。日本人が多いんですね。尤も私だってその一人なんですから、他人様のことを言えた義理じゃありませんが…。発車案内を見上げたら、タイミング良く(台中と板橋しか停車しない)速達タイプの列車が12分後(16:30)に出発するみたいです。すぐに券売機でチケットを購入。構内の売店で駅弁を買って列車へ乗り込みました。
高鉄の開業以来、私は西部における都市間では必ずと言ってよいほど高鉄のお世話になっていますが、ここ数回は専ら商務車(日本のグリーン車と同等)を利用しています。日本のグリーン車に比べたら遥かに安い価格設定にもかかわらず、グリーン車と同じゆとりのあるシートに座れ、しかも無料のシートサービスまでついてくるので、比較的安いながらかなり優雅な気分に浸れるのです。普段日本のグリーン車には乗れない己の貧乏な境遇の憂さ晴らしにもなったりして。
瞬時に後ろへ去ってゆく車窓を眺めながら、乗車直前に買った駅弁を腹へ掻っ込みます。内容は台湾の駅弁によくあるタイプ。パッケージには高鉄限定の「台鉄便当(弁当)」と書かれていますが、高鉄と台鉄って別経営のライバル同士ですよね。これって東海道新幹線限定の「近鉄アーバンライナー弁当」と言ってるようなもんじゃないかしら。まぁどうでもよい屁理屈なんですけど。
17:12に高鉄台中へ到着。わずか42分ですから速いですね。そういえば、この駅も何度も利用しているなぁ。
私はコーヒー中毒にもかかわらず昨日からまともなコーヒーを飲んでいなかったため、数時間前から禁断症状が出始めておりました。このため改札を出たら一目散に駅構内のスタバへと駆け込みます。トールのラテを低脂肪乳・ショット追加で注文。手渡されたカップを見たら、そこには「日本」という二文字が書かれていました。私の素性がバレバレですね。思わず笑っちゃいました。
高鉄駅1階のバスターミナルから埔里行の直行バス(南投客運)に乗車。
高速道路経由で約50分、すっかり日が暮れた夜の埔里に到着です。南投客運と棟続きになっている國光客運のバス乗り場には馬英九と肩を組む国民党候補の写真がデカデカと貼られていました。
バスターミナルから徒歩8分で、この日の宿「ゲストハウスプリ」に到着。呼び鈴を押すとオーナーさんが出迎えてくださいました。
夜の画像じゃわかりにくいですよね。ということで、翌朝改めて撮影した宿の外観です。
1階 玄関・ラウンジ。
ゲストハウスに対して抱いてしまうマイナスイメージを悉く払拭した、綺麗で洒落た室内にビックリ。観光ガイドブックやパンフが用意されているのは勿論、PC・冷蔵庫・キッチン、そして洗濯機などいろんな備品が自由に使えます(洗濯機は深夜不可)。Wi-Fiが飛んでいるのも嬉しいわ。
ゲストハウスですからドミトリーが基本なんでしょうが、個室も利用可能。今回は1階の個室を用意していただきました。反復表現になってしまいますがゲストハウスとは思えない綺麗なフローリングお部屋です。ホテルと異なりルームメイキングは無く、布団はセルフで敷くことになりますが、連泊などで寝具が湿ってきたら交換してもらうことも可能。室内にはトイレやシャワーも完備されているので、プライベートな空間が確保できて快適に利用できました。しかも1泊1100元(一人の場合)。ブリリアント!
ドミトリーがある3階にはこんな雰囲気の良いテラスも。
ここでもWi-Fiが使えるので、滞在中はここで自分のパソコンを開きながら夕涼みしていました。
オーナーのWさんは横浜出身の日本人で、台湾在住14年、すっかり現地人に同化していらっしゃいます。温泉が大好きなんだそうでして、オフの時間は温泉巡りをなさっているそうです。それゆえ、オーナーさんの趣向と私の旅の目的が見事に一致。実に有意義なお話や情報を伺えました。
日本語が使える上、綺麗で使い勝手が良くて安い。これだけでも十分ありがたいのに、オーナーさんは、埔里の観光案内をして下さった他、私が行きたい温泉について調べて下さったり、現地へ手配してくださったり、夜にはお勧めのレストランやバーへ連れていってくださったりと、手とり足とり、いろんな面倒を見てくださいました。次回以降の記事で取り上げる予定の南投県の温泉は、オーナーさんにお世話にならなければ巡ることができなかったところばかりです。この場を借りて感謝致します。台湾旅行の際には是非おすすめしたいお宿です。
(※たまたまお客さんが少ない日に利用したので、オーナーさんは色々とお世話して下さったのかと思います。オーナーさん含め1~2人で全てを回している宿ですから、その点はご承知置きを)
ゲストハウスプリ
南投県埔里鎮東栄路303巷6号 地図
ホームページ
(話としては前回記事の続きになります)
不老温泉「草地人温泉民宿」から炎天下の中をテクテク歩いて頂新発バス停へ戻り、路線バスで六亀へ。更に高雄行へ乗り継いで高鉄左営駅で下車しました。
この日は台湾中部・南投県で日本人の方が経営するゲストハウスに宿泊する予定でしたので、まず高鉄(いわゆる台湾版新幹線)で台中を目指します。
私はここ最近台湾へ来るたびにこの駅を利用しているかもしれないなぁ。勝手知ったる高鉄左営駅。この日も構内のあちこちから日本語による話し声が聞こえてきます。日本人が多いんですね。尤も私だってその一人なんですから、他人様のことを言えた義理じゃありませんが…。発車案内を見上げたら、タイミング良く(台中と板橋しか停車しない)速達タイプの列車が12分後(16:30)に出発するみたいです。すぐに券売機でチケットを購入。構内の売店で駅弁を買って列車へ乗り込みました。
高鉄の開業以来、私は西部における都市間では必ずと言ってよいほど高鉄のお世話になっていますが、ここ数回は専ら商務車(日本のグリーン車と同等)を利用しています。日本のグリーン車に比べたら遥かに安い価格設定にもかかわらず、グリーン車と同じゆとりのあるシートに座れ、しかも無料のシートサービスまでついてくるので、比較的安いながらかなり優雅な気分に浸れるのです。普段日本のグリーン車には乗れない己の貧乏な境遇の憂さ晴らしにもなったりして。
瞬時に後ろへ去ってゆく車窓を眺めながら、乗車直前に買った駅弁を腹へ掻っ込みます。内容は台湾の駅弁によくあるタイプ。パッケージには高鉄限定の「台鉄便当(弁当)」と書かれていますが、高鉄と台鉄って別経営のライバル同士ですよね。これって東海道新幹線限定の「近鉄アーバンライナー弁当」と言ってるようなもんじゃないかしら。まぁどうでもよい屁理屈なんですけど。
17:12に高鉄台中へ到着。わずか42分ですから速いですね。そういえば、この駅も何度も利用しているなぁ。
私はコーヒー中毒にもかかわらず昨日からまともなコーヒーを飲んでいなかったため、数時間前から禁断症状が出始めておりました。このため改札を出たら一目散に駅構内のスタバへと駆け込みます。トールのラテを低脂肪乳・ショット追加で注文。手渡されたカップを見たら、そこには「日本」という二文字が書かれていました。私の素性がバレバレですね。思わず笑っちゃいました。
高鉄駅1階のバスターミナルから埔里行の直行バス(南投客運)に乗車。
高速道路経由で約50分、すっかり日が暮れた夜の埔里に到着です。南投客運と棟続きになっている國光客運のバス乗り場には馬英九と肩を組む国民党候補の写真がデカデカと貼られていました。
バスターミナルから徒歩8分で、この日の宿「ゲストハウスプリ」に到着。呼び鈴を押すとオーナーさんが出迎えてくださいました。
夜の画像じゃわかりにくいですよね。ということで、翌朝改めて撮影した宿の外観です。
1階 玄関・ラウンジ。
ゲストハウスに対して抱いてしまうマイナスイメージを悉く払拭した、綺麗で洒落た室内にビックリ。観光ガイドブックやパンフが用意されているのは勿論、PC・冷蔵庫・キッチン、そして洗濯機などいろんな備品が自由に使えます(洗濯機は深夜不可)。Wi-Fiが飛んでいるのも嬉しいわ。
ゲストハウスですからドミトリーが基本なんでしょうが、個室も利用可能。今回は1階の個室を用意していただきました。反復表現になってしまいますがゲストハウスとは思えない綺麗なフローリングお部屋です。ホテルと異なりルームメイキングは無く、布団はセルフで敷くことになりますが、連泊などで寝具が湿ってきたら交換してもらうことも可能。室内にはトイレやシャワーも完備されているので、プライベートな空間が確保できて快適に利用できました。しかも1泊1100元(一人の場合)。ブリリアント!
ドミトリーがある3階にはこんな雰囲気の良いテラスも。
ここでもWi-Fiが使えるので、滞在中はここで自分のパソコンを開きながら夕涼みしていました。
オーナーのWさんは横浜出身の日本人で、台湾在住14年、すっかり現地人に同化していらっしゃいます。温泉が大好きなんだそうでして、オフの時間は温泉巡りをなさっているそうです。それゆえ、オーナーさんの趣向と私の旅の目的が見事に一致。実に有意義なお話や情報を伺えました。
日本語が使える上、綺麗で使い勝手が良くて安い。これだけでも十分ありがたいのに、オーナーさんは、埔里の観光案内をして下さった他、私が行きたい温泉について調べて下さったり、現地へ手配してくださったり、夜にはお勧めのレストランやバーへ連れていってくださったりと、手とり足とり、いろんな面倒を見てくださいました。次回以降の記事で取り上げる予定の南投県の温泉は、オーナーさんにお世話にならなければ巡ることができなかったところばかりです。この場を借りて感謝致します。台湾旅行の際には是非おすすめしたいお宿です。
(※たまたまお客さんが少ない日に利用したので、オーナーさんは色々とお世話して下さったのかと思います。オーナーさん含め1~2人で全てを回している宿ですから、その点はご承知置きを)
ゲストハウスプリ
南投県埔里鎮東栄路303巷6号 地図
ホームページ