今日は友人の乾さんと京都大学YMCA会館へ桑田佳奈さんのヴァイオリンリサイタルを聴きに行ってきました。
桑田さんは大阪府出身3歳からヴァイオリンを始められ、東京芸術大学音楽部附属音楽高等学校から東京芸術大学音楽部器楽科をご卒業、現在、東京芸術大学指揮科教育研究の助手をされている方で、いわばサラブレッドに値する方ですが、本日の演奏は名実ともに素晴らしいリサイタルでした♪(ピアノの岩下真麻さんも東京芸術大学大学院修士課程で室内楽を専攻されており、桑田さんとぴったり息の合った本当に素晴らしい演奏でした)
桑田さんの奏でるヴァイオリンは透明感のある音色で瑞々しく、曲創りと言い、テクニックと言い申し分ありませんでした(速いパッセージの弾きこなしは見事でした)。
貴志幸一作曲の竹取物語とモンティ作曲のチャルダッシュを昨日はベテランの金関 環先生、今日は新人の桑田佳奈さんで聴くことが出来、観客冥利に尽きるというものです♪
因みにこの会館は大正2年にウィリアム・メレル・ヴォーリズさんの設計で建てられたもので国の重要有形文化財、ヴォーリズさんと言えばメンソレータムで知られた近江兄弟社の設立者でもあり、大阪心斎橋の大丸、関西学院大学、神戸女学院などの設計もされたそうです。
乾さんと私はこの一期一会を逃すまいと演奏者・建築物をちゃっかり、しっかりとカメラに納めたのでありました♪
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