日本で数ある”能”の一派で辰巳満次郎先生率いる”宝生流七宝会”の普及公演が”香里能楽堂”で開催され、能”竹生島”、狂言”竹生嶋参”の二演目を鑑賞、いままで体験したことの無いような感動と感激の気持ち一杯になりました。
まず開演前に辰巳満次郎さんと野村萬斎さんが「能の神・狂言の神」のテーマで対談なさり、日本の伝統文化の素晴らしさ、保存・継承していく尊さと使命感を感じさせていただきました。
「能も狂言も自分を無にして古典を守り、お客様の想像力と呼吸を合わせ幽玄の世界、省略の美などを創りだす」という内容に膝を打つ思いで聴き入りました、萬斎さんの羽生結弦選手との振り付けの話題もありすごく身近に感じました。
能”竹生島”で若い女(弁財天)を演じた辰巳大二郎さんはサモックホールで”能”のワークショップを開いたり出演なさる番組の追っかけをしたりと、たいへん身近な方なので”ファンバカ”なところを除いたたとしても、その演技は実に見事で堪能させて頂きました。
能楽堂を後にした私たち(橋本へるぱーと)は、新月4日目の空を見上げながら「イヨーッポン!」「エエッーぽん」と大鼓・小鼓の音と笛の音を真似ながらキャアキャアとまるで女学生時代に戻ったかのようにはしゃいで帰ったのでした♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます