私がピアニスト大橋邦康さんのピアノ演奏を始めて聞いたのは今から約25年前守口市のエナジーホールでショパンを弾かれ、最後の1音が会場の最後尾ににすっーとまるでガラスの糸を引いたように響いていたのを思い出します。
なんとそれから、今から15年前に私たちの拠点サモックホールが建ち、奥様の真弓さん(音楽ヘルパー)とのご縁で2007年より「10年かけてベートーベンのピアノ曲を全曲演奏しよう!」と膨大な計画(願い)を企てて、毎年演奏するごとにファンが増えていき、2017年にその夢が実現し終わったのですが、
熱心な大橋さんの信奉者の方から「このままで終わらせないで!!」との依頼で、「それでは今度はChopinの曲を10年かけて全曲演奏しましょう!」ということになり、本日はその第4回目、定員60人のホールは満席、大橋さんの根強い人気を感じました(^^♪。
今日の演奏曲目はワルツ第1番~第4番・ポロネーズ第3番”軍隊”・スケルツォ第!版・ソナタ第2番。
何しろChopinは作品は全部で240曲と言われ(今年の5月4日は生誕200周年)、中学校1年生の時にレコードを買ってもらって初めて聞いた(確かルービンシュタインだったと思う)”雨だれ”と”別れの曲”のピアノの音が未だに耳に残っており、60年以上たって又毎年聞けるのかと思うと何とも言えない感動が胸の奥から湧き出してきます🎶
約2時間かけての本日の演奏会、観客は耳を澄まし目を凝らし( ^ω^)・・・。
余韻冷めやらぬまま皆様満面笑顔で帰って行かれました🎶
”音楽って素晴らしい!!” 心の底からそう思った今日の演奏会でした🎶
(追記) 実は大学3年生の時に”軍隊”を課題にもらって弾いたのですが、教授(今は亡き安永武一郎先生)から「カナサワ君(旧姓は兼澤)の軍隊は擲弾兵だね!?」と言われたのを懐かしく思い出したことです( ^ω^)・・・。
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