日本音楽ヘルパー協会 館長のひとりごと

「音楽はすべての人を前向きにしてくれます」をモットーに、出逢い・ふれ愛・睦み合いを実践するボランティア・グループです。

平野区老人保健施設(オアシス)にて(3/13)

2013-03-14 | 音楽ヘルパー

今日は桐村・宮本・中土・織畠で伺って来ました♪
約40人の利用者さんとスタッフの方たち5名とで(音楽)しました♪

 

特筆すべきは「春よ来い」の歌で「山の3月東風吹いて・・・」のくだり、大正14年生まれの女性が「菅原道真公は道明寺の生まれです!大宰府に流されましたがその時に自分の植えた梅の木に~東風吹かば匂い起こせよ梅の花、主無しとて春な忘れそ~の句を残されました」と矍鑠(かくしゃく)と話され、周りの皆さんも「そうだ、そうだ」と頷かれちょっとしたミニ講習会になりました。

「仰げば尊し」を歌った時も、「先生を覚えていらっしゃる方!?」と尋ねると何人もの方が挙手なさり、(この方も大正生まれ)小学校6年生の時の先生(男性)が厳しい方で、自分は学校の近くに住んでいたので朝5時に提灯に火をつけて暗い道を歩いて学校の鍵を開けに行つたことを懐かしそうに話してくださいました。

驚いたのは、何人かの方がマイクで話しておられるとき、皆さんじっと耳を傾けて聞いておられ、歌には参加せず切り紙細工をしておられたご婦人までが、「はーい!私の先生は・・・」と挙手をされて仲間入りされたことで施設の方の話だと普段はこのように積極的なことは全くなさらないそうで、ここでも「歌の持つ力」をしっかりと感じた私達でした。

 

コメント
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