Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

血圧サージによる、もう一つのリスクとは? 2017年11月8日

2017-11-08 13:05:25 | 日記・エッセイ・コラム

ここ加古川に大陸からの低気圧と低気圧の谷間に挟まれた長い前線通過の影響で、朝から久しぶりの恵みの雨がシトシト、降ったりやんだりして大地を潤している!でも、長続きはしない、よく降っても今日一日ぐらいだろう?ところで、小生の風邪もほとんど治り、おとといとと昨夜の合唱セッションでは、あんなにかすれていた喉からは、まあまあの声量が出るようになっていた、この分では、12日の合唱祭本番までには完治して、澄み切った歌声が届けられるだろう!(^^♪・・・

さて、血圧サージによるもう一つリスクとは?そのとお~~り!ズバリ、あのOECD(Organisation for Economic Co-operation and Development、経済協力開発機構)加盟35か国中、日本が罹患率では1位の“認知症”であった!・・スタッフは、山形県立中央病院へ飛んだ、そこでは神経内科医の山口佳剛(けいご)博士を初めとする山形大学の認知症研究グループが、200人を超える高齢者に対して、物忘れ度合いを診る図形模写や言葉覚えなどの記憶力の認知機能のテストを4年間に渡って実施し、そして、同時にそれぞれの認知機能と血圧との関係を調べてその結果を出した!その結果は、何と“血圧サージの少ない人”に比べて“血圧サージの多い人”は、認知機能が低下した割合が凡そ1.5倍になっていた!ギョ、ギョ・・・

      

一体なぜなのか?脳画像を調べると、ある特徴が浮かび上がった、血圧サージの多い人の脳には、幾つもの白い点が見られた!それは神経細胞が死んでしまっていることを表わす斑点だった!血圧サージが繰り返される内に、脳の末端の血管が傷つき、その先の神経細胞に酸素や栄養が届かなくなった結果、その神経細胞の破壊が積み重なり、認知機能の低下に繋がったと考えられる!この様に、血圧サージのリスクが認知症にも深く関わってくることが判った!・・・

     

ここで、スタジオに戻り青井アナは、この血圧サージと認知症の関係について、その道の研究者である西澤匡史(ただし)・南三陸病院副院長にコメントを求めた、西澤医師のコメントをまとめてみると次のようになる、血圧サージはそもそも、脳卒中や心臓病などの突然発症する病気のリスクとなることは分かっているが、最近では自分で気付かない内に、その血圧サージのダメージが時間をかけて脳に蓄積されて、認知症のリスクを高めることが分かってきたようである!・・・

 

青井アナが 「認知機能が低下しているか否かを、自分で分かる方法がないものか?」と苅尾(かりお)七臣・自治医科大教授に訊ねた?どうやら、サージが起こるのは、夜中・明け方の血圧の急上昇が原因なので、自動血圧計で血圧を測ってみないと分からないようだ!そして朝寝起きから朝食前の血圧が、サージの値とされる最高135mmHg以上を頻発し、5日間測定して最高血圧の差(ふり幅)平均が20mmHg以上あると、血圧サージの危険あり!と捉えた方が宜しい様で!・・・

そもそも、自分は今、血圧サージを起こしやすいのか否か?を見極めるために、帝京大学医学部・大久保孝義教授の監修のもと、そのテスト“血圧サージ危険度チェック”なるものをNHK独自で作製したようだ!どうやらテレビのリモコンを使って、視聴者もdボタンと決定ボタンを操作して誰でも参加できたようだった!同じ質問がスタジオのパネラーにも出され青・赤・緑色の札を挙げて答えるようになるようである・・次回はそのスタジオでのテストの模様を観て行くことにしよう・・・

 

コメント
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