Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

第1回東京マラソン2007 2007年2月18日

2007-02-19 00:30:03 | 日記・エッセイ・コラム

これまでの東京で行われる男子マラソン大会は国立競技場スタート/ゴール、大森海岸折り返しのコースだったが、この度は“国際”という2文字がなくて“東京マラソン”とふれている、おかしい??東京国際男子マラソンは別の日にあるのか??東京マラソンとやらはなんなんだろう??

今朝、開けてみれば全てが分かった、これまでの東京国際男子マラソンは一新され、東京マラソンという男子エリートランナー(2時間30分以内のタイム)の世界レベル大会に、男女市民マラソンランナーの部が合体された拓かれたかたちに生まれ変わったのである、この裏には車椅子競技・10キロの部を含め、国内外から3万人以上の参加者を募り、マラソン競技の向上・普及を図ると共に、観光都市“東京”をアピールして経済的波及効果を計る趣旨が織り込まれている(*^。^*)

この趣旨の基本的合意書は(財)日本陸上競技連盟・河野洋平会長と石原新太郎・東京都知事の間で平成17年10月20日に交わされている、ロンドン、パリ、ニューヨーク、シカゴ、ボストン、ベルリンそしてハワイもこの類に入るのでは・・・世界あちこちには3万人参加可能な規模のこのようなエリート・市民ランナー統合大会がある、この東京マラソンが日本の先駆けとなって、他の都道府県にも広がっていって欲しい、こんな大会が神戸にも出来ないかなぁぁぁ~~“神戸マラソン”・・・なんちゃ~~って(^^ゞ

気温4℃身も凍える本降りの雨の中、朝9時30分石原都知事の号砲で東京都庁をスタートした、この最悪の条件の中ランナー達は身体が温まらず思うように身体が動かず悪戦苦闘した、初優勝を期待されていた油谷繁(中国電力)や世界歴代2位の記録2時間4分56秒の記録を持つケニアのサミー・コリル、また初フル挑戦の徳本一善(日清食品)も、3人のペースメーカーまでも30キロ付近までに完全にふるい落とされてしまっていた、油谷は32キロでリタイアしたとか(・_・)

35キロ付近まで競っていた入船敏(カネボウ)を引き離して渡邊智之(旭化成)が日本選手ではトップの2位でゴールした、タイムは今日の悪条件の下では上々の2時間11分22秒だった、世界陸上内定基準タイム2時間9分29秒には及ばないものの、実際のタイムより内容が良いと、日本陸連沢木啓祐強化委員長の合格点の高い評価を得ている、

臨海副都心“東京ビックサイト”に1位2時間9分45秒で飛び込んできたのはダニエル・ジェンガだった☆ケニアからマラソン留学生として15歳で来日し、3年連続3区区間賞で仙台育英を引っ張っていた勇姿は小生今でも忘れない、それから流通経済大学(茨城)→ヤクルトと進み30歳になった今まで15年間日本陸上界のトップランナーとして活躍している、優勝インタビューでの彼の涙とあの“純金の金メダル”は美しかった☆☆(*^_^*)

ラストラン有森裕子(40歳)の後ろにガードするようにピッタリついて走っていた、永年日本の陸上界を支えて来た、早田俊幸39歳(岐阜商高→カネボウ→アラコ→ユニクロなどを経て、本田技研入社して今は現役引退)の久し振りの走る姿を小生は見逃さなかった、またあなたの走りに逢えて感謝感激☆☆

その有森裕子はなななぁぁぁ~~~と2時間52分45秒(女子5位)のタイムで完走している☆☆’92年のバルセロナでは銅メダル、’96年のアトランタでは驚くべき快挙、日本陸上女子史上64年ぶりに勝ち取った“銀メダル”は昨日の事のように脳裏に浮かぶ!!『初めて自分を自分自身で褒めてやりたい☆☆』の名せりふは忘れられな~~い☆☆

加古川マラソン(当時はハーフマラソン)にも2回招待選手として参加し、シドニー五輪の前年だったと記憶しているが、真剣に走ってくれ1°10′台でゴールしている、今ではカンボジア対人地雷除去支援NPOを立ち上げ、UNFPA国連人口基金親善大使を務め、『スポーツの力を生きる力に』をモットーにするスポーツマネイジメント会社“RIGHTS”の取締役もこなし、Globalな社会貢献に寄与している☆☆裕子さん、長い間お疲れ様でした、多くの感動をありがとう!!ヽ(^。^)ノ

夜、風呂に入って聞くNHKから今日の東京マラソンに出場して2時間30分台のタイムでベスト100には入った、凄~~い!!カナダ人の琴師範奏者ウエスト・ラブ?さんがゲストに呼ばれて流暢な日本語で男女2人のアナウンサーと対談していたヽ(^。^)ノ

明日の夜6時半からの加古川混声の練習には必ず行くぞぉ!!先々週は頭から完全に飛んでしまっていた!!・・・

コメント (1)
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