Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

再チャレンジとSafety Net 2007年1月9日

2007-01-10 02:04:06 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は大前研一氏の50年後の超高齢者社会問題への対策と言うかなり重い話題を取り上げたが、今夜小生はこの問題に平行して指摘しなければならない問題をここに取り上げたい(^0_0^)

日本の経済はバブルがはじけて不景気に陥り、大企業たちはそこから這い上がるため、己自体の利潤追求だけのために色んな策を講じてきた、例えば諸経費節減の一環としてのリストラ・解雇、下請け業者への工賃削減・諸材料費切り詰め等の弱体下請け業者の絞め付け、労働力のアウトソーシング・派遣社員への移管などなど・・・

かつては家族のような暖かい心が通い合う事業所にも冷えた風が吹き込み従業者同士間にも深い溝が生じお互いを避けるようになる、折角仕事に慣れてきた派遣社員達はある期限がくれば契約は切られ去っていく、また新しい派遣社員が送り込まれて来る、また同じことが繰り返されていく、彼らは間に合わせ労働力として安くこき使われ態良く利用されて捨てられていく・・・

高齢化社会問題を論じる前に何故少子化社会なのかを考えなければならない、社会からつまはじきされ貧困に打ちひしがれている若者が多すぎるのではないのか、貧困がゆえに結婚したくても自立できない、結婚して子供育てていくことが出来ない、いや結婚そのものを諦めてしまっている若者が多すぎてはいないだろうか・・・

彼らが経済的にも精神的にも自立できる救済支援Safety Netを先ずは確立しなければ、「あんた、若いから働けるでしょう!!」とお役人に一喝されて門前払いされるのが現状である、つまはじきされた弱者が再チャレンジできる社会を確立するには、彼らが安心して自信を持って働ける、生きていけるハッキリ目に見える具体的な確固たるSafety Netを創り上げていただきたい!!

Safety Netを外された丸裸のつまはじき者には再チャレンジしょうにも出来ることはかなり限られて来るでしょう!!このことを深く考えるところから少子化・高齢者化社会対策が見えてくるのでは・・・

そうでなければ、“生めよ増やせ”よりも、大前研一氏が云う大量移民受け入れが手っ取り早いのでは・・・

安部さん、現閣僚の皆さん、国会議員の皆さん、地方行政機関の皆さん、諸官僚の皆さん、諸大学教授の皆さん、多くの知識人の皆さん、しかとお頼みもうしま~~す<m(__)m>

コメント
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