久し振りに、大前研一のライブ講義を視聴して、50年後の日本将来社会像を展望することが出来た(・_・)
去る12月20日発表の厚労省・人口問題研究所(低位推計ではあるが)によれば、2004年をピークにして、総人口1億2761人から減少を辿り50年後は1億を切っているとのこと、それに反して現在2576万人の65歳以上の高齢者人口が3646万人!!なんと40%増となるらしい、すなわち現在の総人口20%を占める65歳以上高齢者人口率が5人に2人、約40%の人口率を占めてしまうことになるとか(~_~;)
このことは現在現役世代3.3人が1人の高齢者を支えているのが、50年後は1.3人で1人の高齢者の経済的支援をしなければならないことになる、また15歳~64歳の生産者年齢人口8442万人が50年後には4595万人となり46%の減少となるとも予測されている!!さらに0歳~14歳までの見込み生産年齢人口は2000万人から50年後1000万人を切ってしまう!!また人口一人辺り1000万円の国の借金を抱えるているとも!!直ちに適切な対策を打たなければならない恐ろしい超高齢者社会が見えてきてしまう(ーー;)
大前氏はこの超高齢社会問題に対する唯一の解決政策はかつてはアメリカがそして近年ではスペインが行ってきた移民を受け入れる“移民政策”しかないと豪語している、日本人はややもすれば他国民を排他する傾向にある、これからは移民者を忌み嫌うことを捨て、暖かく多くの移民を受け入れながら、長~~い生産者年齢人口増加の将来展望を描かなければならない!!小生も同感である(*^_^*)
現政権の高齢者介護問題打開策の一つとしてフィリピンなどの東南アジアからの介護者要員を年間300人受け入れるとしているが、大前氏は50年後他の年代を圧倒して大幅に増えた80歳~90歳の高齢者を介護するために39万人の介護移民者を受け入れる必要があると主張している(^0_0^)
小生の個人的なことですが、23歳に日本脱出に成功し(笑)アメリカ、メキシコ、カナダを約2年間に渡り見聞を広めてきた、またその後カナダ移民第3期生26人とともに神奈川・根岸の移民センターで一ヶ月の研修を受けカナダに5年間定住した貴重な経験を持っている、
その間、移民者のための語学学校、BC州内陸のネルソンの町にある美術学校を修了し、バンクーバーに戻りバンクーバー美術学校でもう1年間学生生活を送り、プリンス・ジョージのNew Caledonia訓練校でBasic Loggingの課程を修了した(全て4校ともカナダ政府の学費免除・生活費支給という暖かい高待遇で)ものの、日本商社、タクシー運転手、森林キャンプに入ってLoggerとして働き、約50%という高所得税(独身者は高い所得税が課せられる)を搾取されてカナダ政府の財源を潤してきた(*^。^*)
ちなみに小生のハンドルネーム“オカナガン”はバンクーバーとネルソンを行ったりきたりしている途中、良く露天で売られていたアメリカン・チェリーを食べた、West Coast Mountain Rangeとロッキー山脈の間に包まれた温暖な果物の宝庫“Okanagan Valley”から名づけたものである・・・