まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

幕内の結果(八日目)

2021-01-17 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(8-0)

 毛呂乃をまねしてか、象に挑んで死者が出たとのニュースに、「毛呂乃関もこういう事故には気をつけてくださいね」と言われ、「気をつけつつ実行しろと!?」とご立腹。実力差からして気をつける必要などない。独走での折り返しとなる中日だが、「今朝は結構。」と満足げ。なかなか納得しない理事長が「立ってました、十分(じゅうぶ)ぐらい」。八分咲き、とかいう言い方の「十分」、すなわち自己評価でもほぼ100%、という立ち具合。完璧な立ちっぷりで「収まらず」、ひたすら天を衝くまらを支えねばならず「全身筋肉痛です!」と言うものの、納得の相撲で全勝ターン。

 

○金精山(4-4)

 打開策の見つからないスランプにやけを起こしたのか「日本酒を6合飲んだ」と開き直ってむちゃをする金精山。「寝る前のモンスターエナジーも飲み残す有様だった」といい、関係者たちもこりゃもうだめだとあきらめ顔だったが、一夜明けてみれば「まらは激しく勃起し、最高の出来! 今場所で一番満足した取り組みではないか。毛呂乃関の飲精をしたわけではないのに、これは凄い!」と完璧な相撲に本人も大興奮。節制だなんだとせせこましい相撲よりも、金精山はやはりこういう豪快な取り口が似合う。

 

○玉椿(5-3)

 「……いやさ、7時くらいにばんめしくったら急に眠くなって、ほんのちょっとの仮眠のつもりが……」と気づいたら夜中の0時。立合い不成立で取り直しとなり「もう勝てなくてもしょうがない」と小便をしてまた就寝。5時間寝たあとの寝起き状態でどれだけ戦えるのかと不安視されたが、意外によく眠れたようで、再度目覚めたのは朝6時。合計11時間ちかく寝ていた計算だが、「まだまだ眠いよ」とまらも快勝。眠るのも体力が必要というし、それだけ眠れるのはぎゃくに立派である。

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十両以下の結果(八日目)

2021-01-17 17:55:55 | 取組結果

<三段目>

●播潟(2-2)

  「寒いと布団から出るのが大変です」と立合いのタイミングを逃がして逆転負け。やる気さえあれば勝てた相撲だけに、残念である。がんばれ。

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幕内の結果(七日目)

2021-01-16 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(7-0)

 「狭山のスキー場に行ってきました」と毛呂乃。狭山スキー場といえば、首都圏唯一の造雪機による屋内人工スキー場ということで、人工降雪機ごっこを楽しんだ模様。白いものを大量にまき散らして「べとべとです」と満足げ。

 

●金精山(3-4)

 「粘りに粘ったが、土がつく」とスランプからなかなか脱出できない金精山。「亜鉛も取り、タンパク質も摂取し、筋トレもしているにも関わらず成果が出ない」といろいろ試してはいるのだが、どれも空振りで打つ手なし。「こうなれば、ありがたい毛呂乃関の飲精療法でも行うか」 最後は神頼みしかないのか。

 

○玉椿(4-3)

 「ひさびさにバイトの面接で落ちたよ。不景気でバイトの募集枠がすぐに埋まってしまうね」とコロナ禍を実感してるようすの玉椿。「こういうときは酒でものんで気持ちを切り替えるに限るね」と晩酌をして9時前にはさっさとふて寝。いっぽう、まらのほうは世間の不景気とは関係ないのか、「まあまあ元気だったよ」とすっきり4勝目。

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幕内の結果(六日目)

2021-01-15 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(6-0)

 精を覚醒させた毛呂乃、漲るエネルギーの向かい先は・・・「勃起は下向きっぱなしですよ」。やっぱり出た、地球姦勃起。象や岩どころではない、大きな相手、それはもちろん地球そのもの。真下のブラジルに向って大地を貫く。その距離およそ1万2700kmという長大勃起でブラジルに到達。おかげできょうのブラジル・サンパウロは「にわか雷雨」という不思議な天気だそうだ。 真下を向いて、地球の裏側から真上に突き立て「yeah!yeah!yeah!」どこまでも陽気に腰を振り続ける理事長だった。

 

○金精山(3-3)

 金精山は「理想の豪快な相撲とまではいかないにしろ、なかなか上々の出来」と今場所はじめての連勝。スランプ時はひとつひとつ白星を重ねていくしかない。すこしづつ調子が上がってきたか。

 

○玉椿(3-3)

 さいきんは9時くらいには就寝していたという玉椿。「夜中に目が覚めちまうのは、寝るのが早すぎるのかもしれんね」と思い直し、がんばって0時ころまで夜更かし。朝起きれないのでは……と心配もされたが、お目覚めはいつもどおり朝5時台。これが勃起サイクルとうまくかみ合ったらしく、「これなら勝ちだろ」と納得の相撲で3勝目。ただ「睡眠不足な感じはあるね。だるいよ」とのこと。今夜も夜更かしするかは未知数。

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十両以下の結果(六日目)

2021-01-15 17:55:55 | 取組結果

<三段目>

○播潟(2-1)

 「きのうは暖かくて過ごしやすかったですね」と播潟。陽気につられてまらも元気に活動をはじめ、白星先行。

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幕内の結果(五日目)

2021-01-14 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(5-0)

 1月14日はギリシャ正教の「主の割礼祭」で、キリストが割礼をした記念日。この日の朝、「痛い痛い痛い!」と叫びながら起床。四尺まらの内部で何かが起こったらしい。まらの中で何かが暴れている。「今日は子どもに起こされました」。精子どもが暴れ始めたのだ。いままでは「熟睡してたようです」。これまでも圧倒的な強さを見せていたが、年明けから今日まで、精は休眠状態だったようだ。それでもこの強さ、精が覚醒したとなるとこれからは一体・・・それはもう、全然「ちがうから!」と自信満々。いまでさえぶっちぎりなのだが、ここからさらに加速する様子。

 

○金精山(2-3)

 今場所はなかなかペースをつかめないでいたが、けさは「土俵際粘りに粘ってようやく豪快に勃起」と、金精山らしい粘りの相撲で2勝目をもぎとった。スランプのときはきれいな勝ち方にこだわるよりも、どんな形でもいいから丁寧に白星を拾っていくのが大事。「毛呂乃関の尻を追いかける立場だが、それを思えば見事に勃起するという(苦笑) 師匠のケツにはムラムラするらしい(苦笑)」 3勝差と差は開いてしまったが、ここから追撃をはじめたい。

 

●玉椿(2-3)

 1日おきに勝ったり負けたりを繰り返す。「夜中の1時ころに目が覚めたときには勝ってたんだが、朝になると萎んじまうんだよな」となかなかタイミングが合わないようす。「まあ、場所前は、勃起の『ぼ』の字もなかったからね、すこしづつ調子は上がってると思うよ」と強がりも。

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十両以下の結果(五日目)

2021-01-14 17:55:55 | 取組結果

<序二段>

○明烏(1-1)

 立合いに時間をかけて力をだせる形を作れば、まだまだ強い明烏。「仕事が休みだったので、ゆっくりとした取り組み。少し粘りましたが、何とか無事に白星でした」とうれしい今年初白星。

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幕内の結果(四日目)

2021-01-13 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(4-0)

 ここのところの寒さにも「ひたすら男棒です!」男棒を求めて体を動かし、熱を持った男棒にふれていれば寒さは問題なし。カナダでは外出禁止の中、「犬の散歩」と称して男性に犬のリードをつけ散歩させた女性が罰金刑となるなど、毛呂乃教の広まりを感じさせるが、「罰金受けても、まだ筒蹴るか」。罰金を恐れず、犬扱いしたうえで筒を蹴ってほしい。そんな妄想を膨らませながら、「今朝も反応」とただひとり磐石。象や岩といった強大な対戦相手と戦ってきたが、今日の相手は「なしでしたね」。昨日の象に触発されたようで、原点に立ち返り、ここで相手不在の一人相撲を追及。一人でこそ没頭できる相撲もある。「やる気な?異様です」と異様なまでのやる気をみせ、ひとりしごき続ける。相手に左右されないからこその没頭を見せ、驚異的な集中力でいまもしごき続けている。

 

●金精山(1-3)

 またも電話対応で立合いのタイミングが乱されたらしく、泥沼の3連敗。「前日とは違うアプローチで取り組んだものの、今日は豪快に負ける。前日の電話(先日、稽古直前に掛けてきて2時間も一方的にしゃべった奴と同一人物)が悪かったに違いない」と、コメントからも動揺ぶりが隠せない。「綱は取れなくてもいいが、余裕で2桁は白星が欲しいところだが、厳しい。うーむ」と苦しげに考え込んでしまう。まずは冷静になって自分の相撲をとりもどしたい。

 

○玉椿(2-2)

 「へんな夢を見たよ」と玉椿。「夢の中で、ひなびた温泉地の公衆浴場みたいな風呂に入ってるんだ。お湯は白く濁ってて、まあ10人くらいは入りそうな木製の四角い湯舟。わしのほかには客が2~3人ってとこかな。『いい湯だなあ』なんて、のんびり湯につかっていたら、掃除のおばちゃんがやってきて『女湯が故障したんでこっちに案内しますね』って言いだしたんだよ。『うひょー混浴だあ』って喜んでたら、しわしわのおばちゃんがたくさん入っててさ。目の前は婆あだし、足ものばせないし、がっかりって夢だ」 へんな夢である。そこで目が覚めた玉椿、「わし、若い女の子のほうが好きで、年増の趣味はないと思っていたんだが、それでも目が覚めたらちゃんと勃起してたんだよな。不思議だよな」

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十両以下の結果(四日目)

2021-01-13 17:55:55 | 取組結果

<三段目>

●播潟(1-1)

 「負けました」とあいかわらずコメントが淡白。記者もこれでは記事が書けんと「きのうは何を食べましたか?」と質問したところ「スパゲティ」とのこと。ゆでる前のスパゲティように硬く長いまらを見せてほしい。

 

<序二段>

●明烏(0-1)

 「ちょっとチャンスがあったものの、うまく粘れず。今年最初の取り組みは黒星スタートでした」とチャンスを生かせずがっくり。

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幕内の結果(三日目)

2021-01-12 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(3-0)

 「今日は屁」。昨日の象との戦いに比べれば、屁みたいなもんだ、と物足りなそうだが、「岩へ異音出したね」。今日の「大きな相手」は岩。岩に四尺まらを何度も打ち付け、そのたびに異音を発しながら射出。ドMだけに、打ち付けるたびに快感に浸ったものの、やはり相手が全く動かない岩石というのは物足りないか。毛呂乃の影響で、鼻で一人フェラに勤しむ象が発見されたようだが「変な象もいたもんだ」と自分が教えたくせにとぼける様子。ちなみに象のモノは3尺程度、毛呂乃の4尺には及ばないそうだ。

 

●金精山(1-2)

 大相撲では綱とりをめざす貴景勝が初日から連敗と苦しんでいるが、まらずもうでも綱とり場所の金精山が苦戦している。「昨日の猛稽古も早めに切り上げ、タンパク質も補給し……」と丁寧な立合いを見せたものの、その慎重さが裏目に出たのか相撲にいつもの勢いがない。「土俵際まで粘ってはみたものの、土が着く。無念」と綱とりに黄色信号が点滅する痛い連敗。

 

●玉椿(1-2)

 「どうも眠りが浅くて……」と首をかしげる玉椿。「夜中になんども寝たり起きたりしてさ、そのたび勝ったり負けたりだったんだけど、回数を重ねるごとにだんたん勢いが落ちてきて、朝になるころには完全にしおれていたよ」と完全な力負け。眠りが浅いのは老化かストレスか。

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幕内の結果(二日目)

2021-01-11 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(2-0)

 きょうは毛呂乃教での「精尽(せいじん)の日」。それはもう、精が尽き果てるまで出す日とされており、北陸を中心に白いものが降り積もり各地で車が立ち往生。皮にくるまれているご神体も、今年初のお披露目となる日とあって、皮の初剥き。「いつもだとね、剥く、って、1時間くらい布団から出られないのですが」と日ごろは皮のガードが固くてなかなか顔を出してくれず、剥き始めてからご神体を拝めるまで1時間待ちは当たり前。しかし新年の特別な日とあって、「今日はなぜかすぐ起きることができました」。日ごろは思うに任せぬので有名な部位も、毛呂乃のモノとなると心得たものですぐにお目見え。特別に皮が剥かれたご神体、精尽の日の特別イベントとして、特別な対戦相手が用意されていた。「ね?象が悪く、筋肉痛です」。象のせいで筋肉痛。昨年流行った「ぴえん超えてぱおん」にちなみ、スペシャルマッチで象と対戦したのだ。「横向きで、したぜ!中、出す!!」と側位に持ち込んで対格差をカバーすると激しく絡んであっという間に中出し。精尽の日にふさわしく、何度も何度も中出し。象相手にも圧勝の相撲を見せ、一方の象はぐったり、それこそぴえん超えてぱおん状態。息も絶え絶え、反応もなくなった象に「寝たの?死んでない?」と余裕の声かけで早くも後続に差をつける連勝スタート。記者団はぐったりしている巨象に度肝を抜かれ、一体どんなプレイを?と詰め寄るが「なにやってたかなぁ、ほとんど覚えてません」と素知らぬ顔。

 

●金精山(1-1)

 「今日の取り組みは黒星。土がつきました。無念」と悔しそうな金精山。「昨晩楽しみに、いや真剣に取り組もうとしていた猛稽古をしようとしていたところ、電話がかかってきて、どうでもいい話を2時間聞かせられ、調子を崩す。結局昨晩~今朝4時まで頑張ってはみたものの、稽古できず寝る。睡眠を優先したら少しは良い結果に繋がるかと思えば、全く反応なし。牡蠣2パック食ったのに無駄になった」 いきなりの電話対応で立合いのタイミングが乱されてしまった。毛呂乃がよくやるような、電話口で相槌を打ちながら同時にまらをしごき、最終的にあえぎ声が相槌になる、という高等テクニックはさすがに使い切れなかったらしい。いずれにせよ今場所は大相撲に休場者が多く、優勝ラインが下がりそう。まだ序盤の1敗はハンデのようなもの。気持ちを切らさず立て直せるかが今後のポイントだろう。

 

○玉椿(1-1)

 「寒いね。凍死しちまいそうだね」ということで、エアコンの暖房をかけながらぬくぬくと就寝。自分に甘すぎるのではという批判には「へたに風邪とか引いたら、コロナと見分けがつかなくて、社会生活がやりにくくなっちまう」と言い訳。朝も室温高めですんなり布団から出ることができ、すっきり快勝。「勝てたからいいけど、月末の電気代がこわいね」

 

 

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十両以下の結果(二日目)

2021-01-11 17:55:55 | 取組結果

<三段目>

○播潟(1-0)

 「勝ちました」と相変わらずシンプルな報告。もうちょっと詳しく……とコメントを求めれられ「ずっと勃ちっぱなしでした。珍しいことです」 いつも沈着冷静で快勝でもテンションが変わらない。

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幕内の結果(初日)

2021-01-10 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(1-0)

 新年最初の一番、「今日はなかなか収まらなくて立てませんでした」。文句なしの勃ち初めで、荒ぶる四尺まら。仰向け状態で垂直に柱が打ち立てられた状態。しかもそれが静止しているのではなく、どくどく、びくびく、脈動しながら激しく打ち震えているのだから起き上がれるわけがない。仰向けで起き上がるには柱が重くてバランスが悪く、かといって横を向いたらまらがつかえて起き上がれない。これだけ勃たせた初日のオカズは誰だったのかというと・・・「まじっ、菅!!」菅総理が本気でお気に入りとかで、年明け最初は内閣総理大臣で鬼立ち。

 

○金精山(1-0)

 綱とりのかかる大事な場所。場所を占う大事な初日、どのような相撲をとるかに注目されたが、「太くそそり立つまらに大満足の出来。大技浴びせ倒しには至らず」とまずは上々の滑り出し。

 

●玉椿(0-1)

 「きのうは前夜祭だーってんで晩めしを食いすぎたら、朝になってもぜんぜん腹が減らねえ。胃腸のほうで食いものの消化に血液を使ってるのか、まらにまで血が回らねえ」といきなり調整ミスで惨敗。なに食べたんですか?との質問には「豚肉焼いたのとか、串カツとか、あとレモンサワーものんだ」とひたすら酒と油ものを胃に詰め込んだらしい。若い頃は大食いで鳴らしていたとはいえ、もう若くない。節制しないと負ける年齢なのを心に刻むべきであろう。

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初日協会御挨拶

2021-01-10 04:00:00 | 協会からのおしらせ

 稽古に没頭するとまわりが見えなくなる毛呂乃理事長。事務方に「ぼちぼち協会挨拶を……」と呼ばれ


 うげげ、もうそんな時期


と大慌て。稽古姿のまま慌てて土俵にあがったので下半身は丸出し。もう、その立派に怒張した股間が挨拶のかわりということでよいだろう。

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初場所の見どころ

2021-01-09 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 いよいよ2度目の緊急事態宣言発出、大相撲の開催形式はいまだはっきりせず、注意を受けた両横綱もそろって休場。そんな中、年明けはじめてのまらずもうも、いよいよ始まる。
 緊急事態下様々な行動制限が課せられてなお、いつもどおりにできる数少ない競技だけに、今場所に寄せられる期待は大きい。人と接触せず、在宅を基本とするのはいつも通り。観客がいた方が盛り上がる力士も少なくないが無観客でも問題なく成り立つのがこの競技の取柄。事実、昨年の緊急事態宣言下では大相撲が中止される中、通常開催を実現、本場所日程を欠かすことなく、12年目を迎えるまらずもう。幕内3名には、それぞれに勝負がかかる。

 まずは何と言っても大関・金精山の綱獲り。昨年は毛呂乃と優勝を2回ずつと分け合い、このところ2場所連続で14勝。この時点で横綱昇進でもおかしくない星勘定だが、今場所連続優勝で文句なしの昇進がかかる。本人は横綱への興味はなさそうだが、このところ勝ちにこだわる相撲が見られ、冬場の弱さを克服しつつある。新弟子の勧誘にも積極的で内弟子を取るのではといううわさも。先場所、毛呂乃とのし烈な争いを精し、毛呂乃に負けを認めさせたの勢いそのままに、年明け早々、久々におめでたい昇進が見られるか。だが、金精山にとって1月の壁は果てしなく高い。この2年、初場所の成績は5勝10敗と振るわず、「冬場に弱い」という印象を決定づけている。この苦手を克服してこそ、一つ上の地位が見えてくる。

 対する毛呂乃は、初場所に強く、この2年全勝、30連勝中。初場所に滅法強い毛呂乃に、初場所を大の苦手とする金精山。しかし年明けの場所、「今年は違う」という変化も見たいもの。毛呂乃がいかに初場所に強いとはいえ、ここ2場所は優勝を逃しており、金精山の後塵を拝する形に。昨年優勝したのは2回だけ、4場所にわたり優勝できなかった。年間を通じ、優勝できない場所の方が多い、などという年は、復帰・理事長就任後初。3場所続けて優勝できなかったことはこれまでない。もうこれ以上は負けられない。過去の実績関係なしに、毛呂乃のほうが崖っぷちなのだ。しかも緊急事態宣言下での相撲の影響を受けやすそうなのも毛呂乃。人を集めたり接触したり、ということへの自粛風潮はいつもの調子を狂わせかねない。実際に昨年の緊急事態宣言下では、歯車が狂い液状化した毛呂乃を尻目に、優勝をさらったのは金精山だった。鬼門の初場所で横綱を賭ける金精山、優勝間隔を3場所あけるようなことは何としても阻止したい毛呂乃、これは拮抗した土俵になりそうだ。

 場所の展開はおそらく荒れる。両者とも無傷で千秋楽、ということは考えにくく、大相撲の優勝ラインもそう高くはなるまい。1つ2つ負けたところで気持ちを切らさず、自分の相撲を取り続けられるかが勝負。大方の予想では毛呂乃がわずかに優勢か、というところだが、先は読めない。初日から波乱もありそうな雲行きで、目が離せない場所になりそうだ。

 残る一人、古参大関・玉椿も、優勝争いとは別に絶対に負けられない場所となる。昨年奇跡の8度目優勝を成し遂げたものの、年々の老化は明らかで、大相撲を合わせても単独首位、前人未到・15回目のカド番として場所入りすることになる。毎年初場所はカド番で迎えては2桁程度勝ってカド番を脱出して見せる、という流れだが、今年はいよいよ厳しそう。場所前の稽古では全く勝てておらず、勝ち越せる保証はないのでは、という声もちらほら。今年1年大関であり続ければ在位66場所に達し、目標としてきた大相撲・千代大海の在位記録を抜いて単独1位となる。そんな事情もあり、今年いっぱいは大関で、というのが長らく観てきたファンの願いだが、カド番で迎える今場所はいきなりの難関。なにしろ本人にやる気が感じられないのだから困難は増すばかり。これを越えればあと2場所は延命できるのは確実なだけに、なんとか乗り切ってほしいところだ。

 2場所優勝から遠ざかり、理事長としての権威がかかる毛呂乃、大の苦手の場所で横綱昇進を賭ける先場所の覇者・金精山に、いよいよカド番脱出が怪しくなってきた玉椿。それぞれにとって、負けられない場所が、いよいよ明日から始まる。

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