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毛呂乃、25回目の優勝

2021-01-22 18:05:00 | 協会からのおしらせ

 まらずもう初場所十三日目、毛呂乃がけさも勝って全勝を守り、昨年七月場所以来となる25回目の優勝を決めました。


― 半年ぶりの優勝おめでとうございます。毛呂乃関にしては長いこと優勝から遠ざかっていた印象ですが、いまのお気持ちをお聞かせください

(毛呂乃)「なんともはや表現の選択に戸惑いつつも実感も事実もない優勝という虚構が支配する名目に対して感ずるところは皆無であろうことを否定することは非常に困難であると考えます」

― すいません。なにを言ってるかわかりません。

(毛呂乃)「今日は久々に平伏状態。やっともとに戻った感じです」

― あー、つまり九月と十一月に優勝を逃したのが納得がいかない、今場所優勝できてやっと気持ちが落ち着いた、ということですか。

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幕内の結果(十三日目)

2021-01-22 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(13-0)

 300%勃起が部屋の中で突き刺さったまま、優勝を迎えそうなきょうの一番。「私ゃ、僕ゃ、天の方が好きです」と叫ぶやひっかかっていたモノをここぞでさらに突き上げ、天を目指してそそり立つ。当然周りの壁は壊れ、屋根は吹き飛ぶ大惨事、瓦礫のなかから雄大にそそりたつまらが、高らかに優勝を宣言した。自宅を破壊して大損害だが、「損など、うがーー!!!」と雄たけびを上げ、さらに大きくなる優勝まら。ガチガチのコチコチに凝り固まった自身のモノに自分でも驚くほどで、「(自分の)モノ、(こんなに)凝っているとは」。まらで四方を睥睨し、「今日は久々に平伏状態。やっともとに戻った感じですね」と安堵のひとこと。最強の疑いのない毛呂乃だが、昨年七月以来、半年ぶりの優勝、思い起こせば苦しい時期を過ごしていたのだ。毛呂乃の勃起に他の力士たちが平伏し、まらずもう界の秩序が戻った。混迷を極める大相撲の優勝争いを尻目に、13日目で無傷・余裕の優勝、まさに王の帰還。まだまだ場所はあと2日。拘束をといた全開まらで、残り2日も魅せてくれるに違いない。

 

○金精山(9-4)

 今場所はなかなか波に乗れない金精山。けさも「ギリギリのところで踏ん張ったという感じ」と歯切れが悪い。「酒で理性が外れないと毛呂乃関レベルのまらずもうは取れないかも、ということにふと気づく。かといってそうそう毎日酒飲むわけにもいかない」と悩みは尽きない。たしかに一日だけ全力を出し切るのと、十五日間の連戦を戦い抜くための戦略とはおのずと違ってくる。さんざん悩んだ結論は「やっぱり稽古あるのみ」。けっきょくそこに戻ってくるのか。

 

○玉椿(8-5)

 「近所のスーパーでまるごとバナナが安売りしてたからさ、こりゃ縁起ものだと思って買ってきたよ」と玉椿。『まるごとバナナ』とはバナナを1本まるごと生クリームとスポンジ生地でくるんだという豪快なお菓子。「これ、どう見ても、バナナがまら、スポンジ生地が包皮、生クリームが精液のメタファーだよね」と山崎製パンの社員が聞いたら激怒しそうな感想を言いながら、おいしく完食。「おかげさまで今朝はきもちよく目覚めたよ」と十三日目でようやく勝ち越し。

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