ほしの山は半だち状態で起床。行司はほしの山の勝ちと判断したが、土俵下の勝負審判から物言いがついた。協議は数分間にもおよんだが、協議中にほしの山のまらが大きくなりはじめたことで決着。
勝負審判から「ただいまの協議についてご説明いたします。行司軍配はほしの山に上がりましたが『あれでは立っているとは言えないのではないか』と物言いがついたため協議しておりましたところ、ほしの山のまらがとつぜんむくむくと大きくなってきたため、ほしの山のまらの執念を評価いたしまして、軍配どおりほしの山の勝ちといたします」とアナウンスされると、会場全体が大きな拍手につつまれた。
微妙な判定できわどく勝ちを拾ったほしの山は「ラッキーでした、あはは」と苦笑いするしかなかった。 (「まらずもう新聞」)
●○○○○○●○○