雲虎：八日目

　雲虎は、「前日に剣道の稽古をする」という予定が流れてしまい、「心地よい疲労感で翌朝のまらも快調」という計画がずれてしまったものの、それを感じさせない力強い取り口を見せ、土づかずの８連勝で勝ち越しを決めた。取組後は「白星が続くとそれを意識してしまい緊張感が高まってくる。その緊張感でまらが萎縮しないように、後半も自信をもって臨みたい」とコメント。そろそろ優勝を意識しはじめているようだ。　
　また、序二段の摩羅の川がけさの取組で敗れて連勝が１０でストップしたため、先場所１３日目から１１連勝をつづけている雲虎が連勝記録の単独保持者となった。（「まらずもう新聞」）

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　　雲虎関の自戦記

幕下以下の結果：八日目

＜幕下＞
○　朝乃立（５勝２敗）
　朝乃立は、本人が「前へ前へ出る気持ちの良いマラ相撲でした」と語るように、まらがぐんぐん伸びてくる力強い取り口。５勝２敗と勝ち越して春場所を終えた。「５勝２敗なので来場所の十両は厳しそうです。来場所は幕下上位から勝ち越し目指して十両狙います」と視線はすでに来場所に向かっていた。


○　月乃猫（２勝２敗）
　月乃猫は３日ぶりの取組ということで休養じゅうぶん。文句なしの快勝だった。報道陣に対しては「なんとか星を五分に戻せた。次が勝負どころだろう」と語り、勝ち越しに強い意欲を見せた。



＜序二段＞
●　摩羅の川（３勝１敗）
　初土俵以来の連勝記録を更新中だった摩羅の川だったが、とうとう敗れて記録は「１０」でストップした。おとといの夜に徹夜で酒をのんでいたらしく、「いくら『疲れまら』とは言え、疲れすぎるとピクリとも動かない」と語り、早々に支度部屋へと引き上げて行った。

ほしの山：八日目

　ほしの山は田村ゆかり（＝人気アイドル声優）の深夜ラジオをききながら立ち合ったのが結果的に『疑似つかれまら作戦』になったようで、きっちり６勝目をあげた。ほしの山は連敗を回避できたのがよほどうれしかったのか「めろ～ん、めろ～ん」とわけのわからないことを言って報道陣をけむに巻いていた。　　（「まらずもう新聞」）

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明烏：八日目

　明烏はいいところなく土俵を割って６敗目。「飲み過ぎ・寝不足もあって・・・」とがっくりと肩を落としていた。　（「まらずもう新聞」）

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