ー きょうは大関・玉椿関にお話をうかがいます。よろしくお願いします
(玉椿) 「おっす」
― まらずもう十周年ということですが、とりあえず十年現役をつづけているのは、いまのところ玉椿関だけなんですよね。十年つづけるってどんな気分ですか?
(玉椿) 「わし、人生のメイン活動ってまらずもうだからさ。それも30~40歳くらいのいちばん充実してるはずの年代をまらずもうに費やしてきたわけでさ。しみじみと、人生をフルスイングで棒に振ってるなあ、って感じるね」
― こら、なんてことを。
(玉椿) 「いや、べつに後悔とかはしてないけどさ。もうちょっと有意義な時間の使い方ってあったんじゃないかね?」
― 具体的にはどんなことをすればよかったと?
(玉椿) 「……うーん? わからん」
― あなたは結局まらずもうをやるしかなかったんですよ。
(玉椿) 「そうかもしれんけどさあ……ねえ」
― 本場所にむけて調整のほうは順調にすすんでいらっしゃいますか?
(玉椿) 「今場所はだめだね。夜勤やってて睡眠サイクルがぼろぼろだから、ぜんぜん勝てねえよ」
― せっかく十周年なんですから、せめて優勝争いにからんでみせるとか、それくらいはしてくださいよ。
(玉椿) 「いやあ無理無理。場所前のいまもぜんぜん勝ててねえもん。今週は休日を含めて全敗ペースだわ。むしろデビュー場所の1勝14敗を更新するんじゃねえかって勢いだぜ」
― えー、もうちょっとやる気を出せませんか?
(玉椿) 「うるせえよ」
― 玉椿関のお話でした。ありがとうございました。
(玉椿) 「んじゃまたね」
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