● 雲虎(1敗)
新横綱として、どうしても結果を出したい雲虎だが、優勝にむけての最大の障壁はやはり毛呂乃。そこで雲虎は「毛呂乃をべろべろに酔わせてしまおう」と飲み会をセッティングするという工夫した立合いを見せた。しかし、危険を察知した毛呂乃は飲み会にあえて遅刻するという手段でうまくかわし、タイミングを狂わされた雲虎はぎゃくに自分がしこたま飲むはめになってしまう。けっきょく、策に溺れた形となった雲虎のまらはぴくりとも反応せず、痛い黒星発進。
○ 玉椿(1勝)
場所前から「自然体でとる。作為的なことはしない」と宣言していた新大関・玉椿。昨夜は文化放送ラジオで「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」を聴いた流れのまま「神谷浩史・小野大輔の Dear Girl ~Stories~」 まで聴き続けてしまい、就寝したのは1時30分すぎ。朝は「仮面ライダーOOO」を見るために朝8時に起床と、ふだん8時間睡眠の玉椿からすれば、やや睡眠不足ぎみ。 そんな調整不足の状態でも勝ってしまうのが新大関の貫禄か、しっかり白星。取組後、報道陣からの「布団からでた瞬間に、残心の姿勢も見せずにあっさりしぼんでしまうのは、大関の品格という意味でいかがなものか? との声もありますが」との厳しい質問には、「ああ、淡雪のようにはかない勃起だったな。寒かったしな」と苦笑い。「まあ、勝ったんだし堅いこというなよ」と言いながら、テレビの「ハートキャッチプリキュア!」から目を離さなかった。
○ 毛呂乃(1勝)
注目の新横綱初日となるる雲虎との対戦、飲みに誘うという策を弄されようと、毛呂乃は宮本武蔵ばりの態度で遅れて登場、逆に雲虎の動揺を誘った。雲虎の不調などどこ吹く風、しっかりと白星をおさめた毛呂乃だったが、初日早々つまずいた新横綱には「お前はよぉ・・・」と苦言を呈したい様子。そんな今日の毛呂乃、金玉の中身はすっからかん。精液が干上がるまで勃起したまらを錬って錬って・・・つまりは勃起したまらに焼きを入れてより硬質化させて、誰にも負けない硬さのまらに仕上げてきた。焼き入れ勃起で一勝目。
● 朝乃立(1敗)
朝乃立は初日の取組をわすれてスキー旅行に行ってしまうという大失態。協会からの連絡であわてて土俵にあがるものの、強行スケジュールとスキー場の寒さには勝てず、あっさり黒星を喫した。本場所を忘れてふらふら遊びに行ってしまうという不祥事に、玉椿広報部長は「むかし、大相撲では前田山っていう横綱が、本場所をさぼって日米野球を観戦に行って、引退に追い込まれたことがあるんだよ。レジャーに行くなとは言わんけど、幕内力士だという自覚をもってほしいね」とシールズ事件を引き合いにだして、おかんむり。朝乃立はこの件の責任をとって、予定していた中国公演を中止すると発表した。
○ 摩羅の川(1勝)
新入幕の摩羅の川は、ふだんより遅い10時半ごろの取組。昨晩の夕食では肉をたくさん食べ、10時間ちかい睡眠をとるなど、しっかり調整ができたこともあり、けさはまらが痛いくらいの勢いを見せつけ、幕内初白星を飾った。取組後のインタビューでは「入幕して初めての取り組みに緊張していましたが、その緊張が良い具合で魔羅に伝わったようです。ほっとしています。」とあいかわらず凡コメントを繰り返していたが、玉椿広報部長は「・・・まあ、コメントはともかく、相撲内容はよかったから」と満足そうだった。
<幕内星取表>
雲虎 | 東横綱 | ● |
玉椿 | 西大関2 | ○ |
毛呂乃 | 東関脇 | ○ |
朝乃立 | 東前頭12 | ● |
摩羅の川 | 東前頭17 | ○ |
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