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秋場所の抱負(玉椿)

2016-09-03 10:00:00 | 力士にきく

― 先場所は夏の暑さにやられて負け越し、8回目のカド番となる玉椿関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。

(玉椿) 「あー、いつもどうも」

 

― カド番も8回目となると、慣れました? プレッシャーってありますか?

(玉椿) 「まあ、関脇に落ちたら落ちたで仕方ないからね。勝敗のことは気にせず自然体で相撲をとるよ」

 

― 8回という記録は大相撲でいうと栃東と並んで歴代3位に当たる記録です。この上には魁皇関の13回、千代大海関の14回という記録がそびえたっています。ファンからはカド番記録の更新をめざしてほしいとの声もありますが。

(玉椿) 「わしが8回で記録は14回だろ? 半分ちょっとじゃねえか。最短ペースで1場所おきに負け越していっても2年かかるんだろ? そりゃいくらなんても気が早すぎるよ」

 

― それにしても、ことしの夏も暑かったですね。玉椿は肥満体だけに暑さもひとしおだったと思います。どのようにして暑さをやり過ごしましたか?

(玉椿) 「そんなもん、ただひたすら耐えるしかねえべよ。忍耐だよ」

 

― 9月にはいっていくぶん涼しくなったとおもいますが、まらの調子はいかがですか?

(玉椿) 「多少涼しくなったって言ってもさ、まだまだ暑いよ。寝苦しいよ。んでも、このまえひさびさに勝ってたからね。すこし調子は上向いてるのかもしれんね。場所までにはある程度勝てるようにしとかんとね」

 

― 今場所の見どころは、萬海と金精山の十両力士の争いだと思いますが、玉椿関はこのふたりについてどうご覧になっていますか?

(玉椿) 「萬海関はスリランカの通信事情が悪いせいか、なかなか連絡がとりにくいんだよね。土俵にあがればそれなりに勝率は残すタイプだけど、ちゃんと土俵にあがるまでが大変なんだよね。いっぽうの金精山関は毛呂乃っぽい相撲をめざしてるせいか、ついつい勝ち負け度外視で派手な相撲をとりたがる癖があって、いくら調子がよくても必ずどっかで取りこぼすんだよね。まあ、このふたりならいい勝負になるんじゃないかね」

 

― さいごに玉椿関本人の目標をおきかせください

(玉椿) 「んー? 年齢的に根気がなくなってきたこともあるし、長いこと力士やってて相撲への姿勢がマンネリ化してることもあるからね。ついつい気が抜けちまうんだが、さいごまで集中力を切らさないこと、が目標かね」

 

― 玉椿関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(玉椿) 「どうもね」

 

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