名古屋場所の抱負（雲虎）

―　横綱・雲虎関にお話をうかがいいます。よろしくおねがいします。

（雲虎）　「はぁ・・・　最近、ちょっと身体の調子が悪くて・・・」


―　それにしても暑いですね。ことしは電力不足ということでなおさら暑いです。たとえば、大関・玉椿関は「わし、太ってるから暑いのがダメでさ」と大汗をかいて苦しそうにしていらっしゃいましたが、横綱は暑さに対する苦手意識などはございますか？

（雲虎）　「はぁ・・・　汗は私もかきますが、最近はまらの立ちが非常に悪くて悪くて・・・　暑さ以前の問題に直面しております。」


―　では、土俵にあがるときの服装はどのようになさっておいでですか？

（雲虎）　「コンドームを装着して毛呂乃ウィルスから守る・・・といいたいところですが、まらの立ちが悪くて、コンドームを装着して寝ることができません。」


―　先場所終了直後には、玉椿・月乃猫らを連れて、群馬県でまらずもう合宿を行ったとのことですが、その合宿ではなにか収穫はありましたか？

（雲虎）「やはり、毛呂乃関が攻撃してきました。しかしながら、名誉理事の奈良行訓氏が毛呂乃ウィルスをすべてひとりで受け止めてくれ、我々力士はみな無事でした。そのせいで奈良行訓氏はアキレス腱を断裂してしまいましたが。もしあの場に奈良行訓氏がいなかったら、参加した力士は全滅していたかもしれません。」


―　先場所直前には青森に出稽古にでかけた横綱は、このオフも東北地方（岩手・秋田）に出稽古に出かけた、とお聞きしました。前沢牛・比内地鶏などを買い付けに行ったとのことですが、牛・鶏は熱心にさがす一方で、平牧三元豚などのブランド豚には見向きもしなかったのはなにか理由があるのでしょうか？

（雲虎）　「なぜそんなに私の行動を知っているのですか？　ストーカーですか？　平牧三元豚は、玉椿関の出身地である山形県の豚ではありませんか？　玉椿関を肥えさせた土壌で育った豚・・・ちょっと遠慮したくなりませんか？　まらの調子にも悪影響がでそうだと思いませんか？　だから、豚はやめました。」


―　精力的に稽古をなさっているいっぽう、毛呂乃の妨害工作はますますエスカレート。そのため、横綱の身体はアキレス腱炎・テニス肘など満身創痍の状態とお聞きしました。まらずもうへの影響も心配されますが、実際のところ、まらの調子はいかがでしょう？

（雲虎）　「なぜそんなに私の身体の状態を知っているのですか？　ストーカーですか？　まらの調子は最悪です。その一言に尽きます。」


―　身体の故障以外に、毛呂乃関の妨害工作と感じられるような出来事はありましたか？

（雲虎）　「最近、まらの立ちが本当に悪いんです。立ったとしても、勃起状態の持続力がないんです。一時的なものではなく、長期的に調子が悪いです。最大の窮地に陥っております。」


―　横綱はまらずもうの内容自体は悪くないのですが、ことし１月に横綱昇進して以来、まだ１度も優勝がありません。周囲からは「そろそろ優勝を」という声も強くなっています。横綱の今場所の目標をおきかせください。

（雲虎）　「最近、まらの調子が悪くてたまらないのです。それゆえ、今場所の目標は『まず一勝』です。」


―　横綱・雲虎関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

（雲虎）　「はぁ・・・」