<三段目>
● 金精山(3-3)
金精山は負けて3勝3敗。まだ負け越した訳ではないのだが、けさのふがいない相撲に心が乱れているのか、「非常に残念ながら負け越しが決定しました。昨日もおとといも取り組めていなかったので、今日白星でも無理だったのですが、実に残念です」と、星勘定を勘違いしているようす。「明日の取組に全精子…ではなく、全精力を注ぎたいです。あれ、これじゃ意味は同じでしょうか??」と厳しい表情に、周囲からは「そういう気持ちで土俵にあがれば、あすの相撲はいけるんじゃないか」と期待する声があがっていた。
<序二段>
○ 河豚狸(3-4)
昨夜は茶柱親方特製の「ニンニクを聞かせてモツを砂肝に替えた味噌仕立て鍋」を食べて取組に臨んだ河豚狸は、けさは今場所の不振が嘘のようなみごとにそそり立ったまらを披露、初場所最後の一番を白星で飾り、親方も「ニンニク効果、絶大ですね」と笑顔を見せた。なお、茶柱親方は来場所にそなえて腹斜筋を鍛えようと「腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットのフルコースをしました」とのこと。腹斜筋とは主に胴体を回転させるときやひねりを加えるときに働く筋肉で、ボクシングではパンチを打つ動作に腹斜筋が使われるとのこと。今後は河豚狸に対してより厳しい鉄拳指導がなされる見込みで、これには一部の力士から「うらやましい」との声も。
○ 勢稀の里(1-0)
けさは寝坊してあわてて飛び起きたにもかかわらず、まらは勃起を忘れていなかった。計算や小細工をしなくても勝てるという圧倒的な実力を見せつけるような内容に、関係者は「やつはもうちょっとやる気さえあれば、上位を目指せるんだが・・・」と逆に残念そう。
○ 陸奥里(5-2)
15日間毎日記録をつけていたという陸奥里。15日間の成績は10勝5敗、取組日に設定していた偶数日の成績は5勝2敗と文句なしの成績。「今年こそは上位を伺えるような相撲を取れるよう精進致します」とのコメントに、玉椿広報部長も「いやあ、15日間毎日記録をつけるのは大変だったろうね。いまから上位にあがったときのことを考えて日々の生活を送ってるってのは、力士としての意識が高いんだね」と大絶賛。
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