九州場所の抱負（金精山）

―　きょうは横綱・金精山関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。

（金精山）　（相変わらずまらをオッ勃て全裸で登場）「お願いします」

 

―　地球規模で温暖化が進行しているとはいえ、11月にもなるとさすがに朝晩は冷える日も多くなってきました。冬場に全裸の生活は大変だと思いますが、寒さへの対策はなさっておいでですか？

（金精山）　「まらも体も顔だと思えば、全裸もまた良きかなっすね。ほら、俺のまらも俺の顔と似ていてスケベそうな感じでしょう？（記者の顔の目の前にまらを突き出す）寒さ対策は男とのまらずもう稽古に限ります。もうこれで昔と違って今の冬場はしのげます。それだけ温暖化が進んだんで由々しきことではありますが」

 

―　まらずもう以外でも多忙な金精山関。仕事で生活が不規則になることも多いようですが、今場所期間中のスケジュールはどんな感じでしょう？　まらずもうに集中できそうですか？

（金精山）　「今場所は割と安定したスケジュールっすね。期間中に休みも入るので、まらずもうにも稽古にも熱中できそうです」

 

―　先場所は意識的に稽古を減らしていたようにお見受けします。どのような狙いがあったのでしょうか？

（金精山）　「うーん。意識的というか、時間がなかったというか。自分は稽古好きなので、時間さえあれば稽古という名のセンズリに励みたい方なので、無意識だったとしか思えません」

 

―　今場所はどのようなまらずもうをとりたいとお考えでしょう？　九州場所にむけての目標をお聞かせください。

（金精山）　「故郷桜島の噴煙のような激しく精を噴くまらずもうですね。目標は横綱としての最善を尽くすことです。歩くまらに毎日なれれば最高のまらずもうがとれるかと」

 

―　金精山関は九州出身ということで、年に一度のご当地場所になります。この時期の九州のおいしい食べ物を教えてください。

（金精山）　「意外と冬場はないような気が…。敢えて言えばサバの刺身。あれは九州でしか食えません。他の地域で食べたら一発で寄生虫にやられますから」

 

―　横綱・金精山関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

（金精山）　「ありがとうございました！」（全裸で去っていく）