<十両>
●池男王子(0-2)
lきのうの初日はまらずもうのことをすっかり忘れていたという王子。けさは「取組を忘れることはなかったが・・・」と言うものの、やはり本調子ではないようだ。うんともすんとも反応する気配のないまらに、本人は「夜更かししたせい」と言うが、勝てるときは何時に寝ようと勝てるもの。本格的なスランプになる前に手を打っておきたい。
<序二段>
○金精山(1-0)
先場所は不本意な成績におわった金精山。停滞ぎみの運気の打破を狙い、場所前には思い切って引越しを敢行。気分を一新して土俵にあがり、あたらしい寝床で新鮮な気持ちで戦えたようだ。「今日は見事な白星。豪快な突き出しが決まりました。重陽の節句とは一日ずれたものの、影響はばっちり受けているようです」と会心の相撲に口もなめらか。
○播潟(1-0)
「ねむかったんですけど、勝っていたのでがんばって起きました」という播潟。入門して3場所目、まらずもうの戦い方をつかんできたようだ。これで通算成績が11勝11敗、勝率を5割に乗せたと聞かされて、「ここからがほんとうのスタートですね」と気持ちを入れ直していた。
○河豚狸(1-0)
きのうは、両国にある江戸東京博物館に二条城展を見に行ったという河豚狸・茶柱夫妻。二条城をつくった徳川家康は『狸親父』という愛称や、「人の一生は重き荷物(=陰嚢)を負うて遠き道をゆくがごとし」という言葉からもわかるとおり、非常に巨大な陰嚢を持っていたことでも知られている。そんな家康ゆかりの品々を見て、家康の強烈なまらパワーを浴びた河豚狸。けさはふだんの河豚狸からは想像もつかないくらいの豪快な勃起を見せ、ファンを驚かせていた。ちなみに、昨夜の夕食は大相撲の本場・両国でちゃんこ鍋を食べたというが、河豚狸本人は国技館で大相撲が開催していることを知らなかったとのこと。力士としてあまりの自覚のなさに「両国に行きたがったのは河豚狸なのですが・・・」と親方もあきれ顔。
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