まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

幕内の結果(六日目)

2024-05-17 22:00:00 | 取組結果

●毛呂乃(5-1)

「立たせながら走れな!イカと!」ワニに続いて今日のお相手はイカ。これまで多種多様な生物、ときには生物以外も相手にしてきた毛呂乃だったが、それらは人間式の交尾を異種に押し付けるだけだった。だが今場所の毛呂乃は、相手のイカ側の繁殖方法に合わせた絡みに挑む。イカと走りあうようにもつれ合う毛呂乃。だがここでイカの特殊な生態が・・・。イカは生殖器どうしを絡める交尾ではなく、長い脚の先が雄の生殖器となっており腕の先を絡めながら雌に精子を手渡しする。そのため交尾ではなく「交接」というらしいが、その方法も足全てを絡めたり、雌の口に突っ込んだり、雌の体に傷をつけて注入したりと多種多様。新たな可能性の地平に立った毛呂乃は、それらすべてを試しにかかる。まさに交接耐久マラソン。変幻自在の毛呂乃のまらが、イカの触腕と同様ににゅるにゅるくねくねと動き回り、さまざまな種類のイカと、その種類ごとの体位で絡み合う。もはや種族を越え、交尾すらも超えた繁殖スタイルの追求で異次元の相撲を見せる毛呂乃、そこでふと気が付いたのか「今日は立ちませんでしたね」。イカとの交接で求められるのは立つこと固くなることではなく、にゅるにゅるすること。イカを相手にするために触腕さながらにくねくねする大きなまらは、「立っている」とは言い難い。なにしろ今も、にゅるにゅる動き回っているのだから。そうこうしているうちにも次のイカのお腹にまらをたどりつかせ、「お腹っす、イッた」と精子を渡しているが、常識に照らして立ったとは言えない状態。常識破りの毛呂乃、自身も立っていないと認める通りで、イカ相手に本気の繁殖行為に走った結果の黒星。イカせたイカに墨を吐かせ、勝ち星も黒く染めてしまった。

 

●金精山(5-1)

 二日分まとめての報告となった金精山。「16日の結果は白星。とはいえ寝過ごして焦る。17日の結果は黒星。飲み過ぎて帰った記憶もない。飲めば勝つパターンが崩れてガッカリ」 夕方になっても昨夜の酒が抜けていないのか報告する声も元気がない。

 

○玉椿(3-3)

 「むしょうにあんこが食べたいときってあるよな」と帰りのスーパーで一口サイズの塩ようかんを買ってきた玉椿。小指くらいのサイズのようかんの包装を器用にむいて、ちゅるんとすすって満足そう。「わし、勃起してないときのサイズ、これくらいかも」と言うが、さすがにそれは小さすぎではないのか。けさはさすがに一口サイズようかんよりは大きくなって、「これは勝ち」と力強く断言。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 十両以下の結果(六日目) | トップ | 幕内の結果(七日目) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

取組結果」カテゴリの最新記事