― 大関・玉椿関に来ていただきました。きょう4月29日はお誕生日とのこと。おいくつになられました?
(玉椿) 「あーどうも、もう38だよ」
― 風薫る五月、まらずもうにとってはベストシーズンです。調子はいかがですか?
(玉椿) 「よくわからんねえ。オフの期間はまらずもうのことを考えないようにしてるからね。切り替えとメリハリをつけんと、ストレスのかかる力士生活は続けられんし」
― ファンのあいだからは「玉椿の相撲にはやる気が感じられない」との声がきかれます。しかし、やる気もないまま淡々と土俵に上がり続けるのも、それはそれで苦行なはず。場所中はなにを考えて土俵に上がっているのでしょうか?
(玉椿) 「べつにやる気がないわけじゃないんだが……。まあ、考えているのは、自分の衰えを定期的に確認しておこうってことかね。弱くなっていくのを印象じゃなく目に見える数字として残しておくのは意味があると思うんだよ」
― 数字として記録を振り返ってみて、どのくらい弱くなったとお考えですか?
(玉椿) 「4年前、平成22年ごろは全場所10勝以上をキープする力があったんだよな。それと比べると、さいきんは安定感がなくなったというか、調子がいいときはそれくらいの力が出るんだけど、いったん調子を崩すとずるずる負けが込んで立て直すのに時間がかかるといった印象だねえ」
― 38歳、じょじょに衰えが見られると。力士として衰えに立ち向かうという気はないのでしょうか?
(玉椿) 「いやいや、身体鍛えてないこともないよ。ジョギングしてるし。ジョギングしてたら意外なところが鍛えられるんだよね」
― 意外なところ?
(玉椿) 「走ってると乳首が強くなるんだ。慣れないうちは乳首とかシャツがこすれて出血したりするんだけどさ、だんだん鍛えられてる気がするね。乳首といえば性感帯のひとつだからね。まらずもうにもいい影響があると信じてるよ」
― ま、がんばってください。大関・玉椿関でした。
(玉椿) 「ま、がんばるよ」
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